大手ゼネコン4社の08年3月期連結決算が15日出そろった。
既に発表済みの07年12月期の竹中工務店も含めて、大手5社
すべてが経常減益となった。
需要がおう盛な民間建築で、売上高は維持したが、資材の高騰で
国内外の建設工事の採算が悪化し、利益を押し下げた。
建設コストが上昇を続ける中でも、価格競争から抜けきれなかった
建設業界の苦境が大手にまで及んだ格好だ。
土木は公共事業の縮減が続いており、土木の売り上げは総じて
低調だった。一方で建築の売り上げは、07年6月に施行した
改正建築基準法による着工減の影響はわずかにあったものの、
工場建設など企業のおう盛な設備投資意欲を下支えに堅調に
推移した。また、建設ラッシュにある中東、東南アジアを
中心とした海外事業も好調だった。
ソースは
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720080516138cdae.html 依頼を受けてたてました。