【投資】米大統領選挙の裏側で激化する、ヘッジファンドのマネーゲーム [08/05/10]

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1きのこ記者φ ★
アメリカの大統領選挙戦は民主党のバラク・オバマ上院議員とヒラリー・クリントン上院議員の
激しい指名獲得レースを軸に熱い戦いが続いている。
早々と党の指名を確実にした共和党のジョン・マケイン上院議員と比べ、
民主党の両候補は6月まで続く予備選挙で体力と資金を消耗しつつある。(中略)

これほど指名争いで激しいレースが繰り広げられたことは過去に例がない。
このすさまじい指名獲得競争を自分たちの業界に有利に利用すべく水面下で動いているのが、
ヘッジファンド業界である。

■大統領選挙はファンドマネージャーの腕の見せどころ
アメリカでは大統領選挙のみならず、連邦議会選挙においても、投資ファンドや先物商品を扱う
専門家たちが、あたかもギャンブルの胴元のごとく、どちらの候補がどの程度の差をつけて
勝つかを占うビジネスを営むケースが多々ある。

その背景には、金融や市場調査の専門家として、有権者の動向をどれだけ正しく読むことが
できるかどうかをアピールし、自分たちの未来予測の手法や技量を高く売る場にしようとする
思惑が隠されている。

これまでの予測では、民主党の指名を勝ち取るのはオバマ上院議員で、その確率は70%近いと見られている。
そして、11月の最終的な国民投票では共和党のマケイン候補を破り、黒人初の大統領が誕生する
確率が6割程度といわれる。

もちろん政治の世界は「一寸先は闇」。残された選挙期間内に予想せざる事態が発生し、
これら金融界のプロを自負する投資家たちの目測が外れる場合も十分ありうる。
とはいえウォールストリートで日々マネーゲームにしのぎを削るヘッジファンド業界のマネージャーたちにとって、
今回の大統領選挙はかつてない関心の高まりをみせており、政治献金の額でも、過去の記録を塗り替えつつある。

■マケイン候補がヘッジファンドに人気の理由
実はヘッジファンドの世界で活躍するファンド・マネージャーたちにとっては、
マケイン候補が大統領に選ばれることが最も望ましいシナリオだと受け止められている。

なぜなら、マケイン候補はブッシュ大統領が推し進めてきた富裕層に対する大型減税措置を
恒久化しようとの考えを持っているからである。ヘッジファンドの顧客はほぼ例外なく富裕層だ。
彼らの利益を代弁し、擁護してくれる可能性の高いマケイン大統領の誕生を期待するのは当然であろう。

しかし、一般の有権者にとっては、マケイン候補が代表する共和党こそ、現在の厳しい雇用環境や
泥沼化したイラク戦争の元凶であり、アメリカの軌道修正と復活を図るためには、
民主党による政権交代は欠かせないと受け止められている。

一方、クリントン候補の場合は、夫である元大統領が1990年代に、いわゆるITや不動産バブルを政策的にもたらし、
アメリカ経済を活性化させたとの思いが強く、「夢よ、再び」とばかり、クリントン候補に期待する向きも少なくない。
(以下略)

ソース
http://moneyzine.jp/article/detail/54988/
2名刺は切らしておりまして:2008/05/12(月) 14:37:16 ID:4LojCQ0S
金キチガイ帝国
3名刺は切らしておりまして:2008/05/12(月) 14:41:38 ID:M7xcpZ0T
日本もな。
4名刺は切らしておりまして
中国やロシアも金キチガイ帝国だろ
例外といえるのはキューバくらいじゃないのか