【ネット】MIAUが「インターネットの教科書」作成へ、子供・保護者向けに [5/2]

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1 ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7c(初代biz+ 支局長)φφφφ ★
インターネット先進ユーザーの会(MIAU)が1日に開催したシンポジウム「青少年ネット規制法について
考える」において、MIAUの代表幹事を務めるAV機器評論家・コラムニストの小寺信良氏が「親による
情報管理の手法と現実」と題して講演した。

小寺氏はまず、“フィルタリング”とはどういうものなのか、デジタルアーツの「i-フィルター」を使って
実演、説明した。

i-フィルターでは、Webサイトをを37カテゴリーに分類しているが、「フィルターが善悪を判断する
わけではない。どのカテゴリーを見せたいか、見せたくないかを親が選べる」。(中略)

つまり、判断するのはユーザー側であり、実質的には親が運用することになる。ただし、「きちんと
フィルターが動くように設定する技術がすべての親にあるわけではない。フィルタリングは親に対する
スキルがものすごく問われる技術であり、本当にきちんと動かせる人がどれだけいるのかということを
理解しておく必要がある」と指摘した。

次に小寺氏は、親が子供のネット利用を管理するもう1つの考え方として“ペアレンタルコントロール”を
挙げ、Windows Vistaに標準搭載されているフィルタリングをペアレンタルコントロールで管理できる
機能を紹介した。

ペアレンタルコントロールは、欧米において、「子供がPCを触わるのは親の監視下で」という考えが
大前提となっている。一方、日本では、親の監視権限と子供のプライバシーのバランスをどう考えるのかが
課題であり、「子供がネットサーフィンをすることに対して、親がどれだけ介入・干渉していいのかが
悩みどころではないか」という。

「小学生ならばいいと思うが、中学生で思春期や反抗期になった場合に、果たしてそういう論理が
通用するのかどうかを考えなければいけない。例えば、みなさんも思春期の頃に『広辞苑』でエロい
単語をひきましたよね。そのページをめくった時、『ここは18歳になったら通ってよし』と親の字で
付箋が先回りでしてあったらどうなんだろう? 子供の頃、自分の親はどうだったか考え、
今、自分が親の立場になって、それをインターネットを絡めてどのように運営できるのか、
もう1回議論したほうがいい。」

そこで、MIAUではあるプロジェクトを立ち上げたという。

そのプロジェクトとは、MIAUで「インターネットの教科書」を作るというものだ。「我々MIAUには、
ネットの黎明期からいろいろひどい目に遭ってきた人がたくさんいる。ひどい体験というものを
子供たちにフィードバックできないか」。

3月末に非公式プロジェクトとして開始し、4月末に公式プロジェクトになった。「青少年ネット規制
法案よりも前、児童ポルノ規制が話題になった時に『やはりリテラシーや教育ではないのか』と
いうことを考え、少しずつ始めた」という。

将来的には「小学生版」「中学生版」「高校生版」とセグメント分けしたものを作成するとともに、
その「保護者版」も作成する。すでに、MIAUの会員が過去にボランティアで作成した情報リテラシーの
テキストがたたき台としてあり、社会学者や心理学者の助言も受けながら作成していくという。
完成後は、クリエイティブコモンズライセンスで配布し、「できれば、教育委員会やPTAなどで
採用してもらい、夏休み前に子供に配布してもらえると幸い」とした。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2008/05/02/19438.html
2名刺は切らしておりまして:2008/05/02(金) 18:54:34 ID:fiOgRa+F
面白いね。

教師の都合に合わせたものではなく、実用的な内容になればいいね
3名刺は切らしておりまして:2008/05/02(金) 19:16:02 ID:XBDY7rBp
・ソースのない情報は鵜呑みにするな
・ソース元がどんな人物・団体なのか調べろ
・マスコミの言葉のギミックに気をつけろ
4名刺は切らしておりまして:2008/05/02(金) 19:16:54 ID:gGJPTnnv
フリーライダー増殖計画ですか?
5名刺は切らしておりまして:2008/05/02(金) 19:25:31 ID:dKxwYT1p
ミィヤウ?
6名刺は切らしておりまして:2008/05/02(金) 20:44:13 ID:sQ1akW0y
こういう教育は必要だと思うよ
7名刺は切らしておりまして
テーマソングとマスコットキャラクター、インターネット音戸なども
必要になる気がする