ソフトバンクは4月30日、中国で大手SNSを運営しているOak Pacific Interactive(OPI)の株式の
約14%を約100億円で取得したと明らかにした。最終的には約40%を取得し、筆頭株主になる。
OPIが4月上旬に行った第三者割当増資を引き受けて株式約14%を取得したほか、
新株予約権(期限は2011年4月)を得た。最終的には計約400億円を出資し、計40%を取得する予定だ。
孫正義社長はこのほど、OPIの取締役に就任した。
OPIは学生向けSNS「校内網」(会員数2200万)を運営する企業。
ソフトバンクはこれまで、ECサイトを運営するAlibabaに出資するなど、中国市場に積極的に進出している。
ソフトバンク広報部は「これから大きく広がる中国のネット業界で、日本で培った技術をいかす」とコメント。
孫社長は2月の会見で「アジアを制する者が世界を制する」と話し、
中国を中心としたアジア市場への攻勢を強める意思を示していた。
ITMedia
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