ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)
DVDレンタル大手ネットフリックス(Nasdaq:NFLX)は21日、会員数が大幅に増加したことを
背景に1-3月期(第1四半期)の純利益が36%増加したと発表した。
しかし、通期業績見通しを下方修正したことから株価は時間外取引で下げに転じた。
ネットフリックスの1-3月期の純利益は前年同期比21%増の820万ドルとなった。
利益は2月に同社の公表していた見通しレンジ(816万-826万ドル)に収まった。
1-3月期の登録会員の純増加数は76万4000人と前年同期比で59%増加した。
投資家が注目する会員獲得コストは29.50ドルとなり、前年同期より38%減少した。
解約率も前年同期の4.4%から3.9%に低下した。
ネットフリックスは、1株利益(EPS)の通期見通しを2月に示した1.18-1.30ドルから
1.16-1.29ドルに下方修正した。しかし、売上高の見通しは従来見通しをやや引き上げ
13億5000万-13億9000万ドルにした。
トムソン・ロイターがまとめたアナリスト予想平均は、EPSが1.25ドル、
売上高が13億7000万ドルだった。
4-6月期業績については、EPSが33-42セント、売上高が3億3400万-3億3900万ドル
との見通しを示した。会員数は4-6月期に830万-850万人、08年期末には910万-970万人
と予想する。
決算と業績見通しは通常取引終了後に発表された。
ネットフリックス株の21日通常取引終値は、前週末比0.76ドル(1.97%)高の39.32ドル。
その後の時間外取引では下げに転じ、終値比5.02ドル(13%)安の34.30ドルで取引された。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCCX4187.html 依頼を受けてたてました。