【風俗】ストリップ劇場が「絶滅の危機」…経営難で4年前の3分の1 [08/04/18]

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1きのこ記者φ ★
かつて風俗の代表格だったストリップ劇場が、「絶滅の危機」に瀕している。
過去4年間で3分の1に減り、さらに「経営がきつい」と漏らす劇場が相次いでいるからだ。
もうその役割は終わってしまったのか。

・お年寄りが客の中心
「今は、お年寄り客が中心のストリップ劇場になっているんですよ」
38年の歴史がある東京・渋谷の「渋谷道頓堀劇場」のスタッフは、こう明かした。
スタッフによると、今の若者が向かうのは、インターネット上の無修正動画やデリバリーヘルス。
わざわざ家から足を運ばなくてもいいからだ。

劇場は、バブル崩壊前の昭和50〜60年代が人気のピーク。
スタッフは、「特にここ10年来、低迷していて、いい時期がありませんね。現状はきつく、劇場を閉める
ぎりぎりでしょうね」と溜め息をついた。

警察庁によると、ストリップ劇場などの店舗型性風俗特殊営業3号の店舗数は、07年が180店で
4年前の3分の1に激減した。これは、06年5月の風営法改正で、公安委員会への届け出要件が
厳しくなったことが大きい。また、前出のスタッフが明かしたように、ほかの性風俗に客が流れた影響もあるようだ。

このスタッフによると、全盛期には、癒しやロマンを求めて、ストリップ劇場に若者が殺到。
立ち見でも入れないぐらいフロアがあふれた。しかし、週刊誌にヘアヌードが載り、ファッションヘルスなど
新しいタイプの性風俗店ができると、次第に客足が遠のいていった。

劇場側も、小林ひとみ、桜樹ルイといったアダルトビデオ俳優に出演してもらい、客離れ防止に動いた。
が、風俗産業間の価格競争は激化し、高額なギャラが採算に合わなくなった。
本番行為の生板ショーや不法滞在の外国人ダンサー出演に手を染める劇場もあり、
その後の摘発で次々に閉店に追い込まれた。

苦しいのは、地方にある温泉地などのストリップ劇場も同じだ。
福井県の「あわらミュージック劇場」の支配人は、「お客さんは、バブル期の半分に減りましたね。キャバクラなどが
増えたり温泉客が減ったりしたのが原因でしょう。昔は、石川県の山中、山代温泉から大挙してタクシーで
乗りつけてきたんですが…。今は、若い女の子をそろえて、既存客を大事に商売しています」と話す。

ソース(>>2以下に続きます)
http://www.j-cast.com/2008/04/18019232.html
2きのこ記者φ ★:2008/04/19(土) 00:19:51 ID:???
(続き)
・ダンサーブログや動画サイトで客離れ防止
そんな中で、生き残りをかけて、ストリップ劇場の模索が始まった。

老舗として知られる東京・浅草の「浅草ロック座」では、ネット上に公式サイトを開設。
全国のロック座グループ劇場に出演しているダンサーを含め、30人のブログを一挙掲載している。

例えば、AV俳優でも知られる小澤マリアさん(22)の公式ブログをのぞいてみよう。
4月18日付日記では、ペット犬(?)の写真とともに、
「今日はこれから極秘の撮影だよーん♪ 雨の中頑張ってきますぅ〜☆★」などと意味深な書き込みで
読者の注意を引いていた。また、ロック座では、USEN運営の動画サイト「ギャオ」とコラボレーションして、
各ダンサーの動画をアップしたサイトも開設している。

「時代の流れを感じて、ネットでの取り組みを始めました。一昔前は、割引券を配ったり、
宣伝カーを出したりしていましたが、規制が厳しくなったこともあります」とロック座のスタッフ。

さらに、07年4月1日には、中国・マカオのホテルが開設した劇場で、ダンサーを送ってショーをしている。
ストリップ劇場としては全国初の海外での試みだ。
ただ、ロック座でも、競争激化の中で、経営は容易でないようだ。
スタッフは、「小林ひとみさんらが出演した15、6年前の全盛期に比べ、お客さんは半分ぐらいに減っています。
マカオのショーは、文化の差があり、あまり芳しくありませんね」と話す。

一方、前出の渋谷道頓堀劇場でも、改善努力に限りがある悩みを打ち明ける。
「最近の若者はきれい好きなので、照明などを磨いて、清潔感を出すようにしています。
また、きれいな裸のショーになるようにも努めています。でも、それぐらいしか打つ手がないんですよ」

(記事終)