【知的財産】中国進出企業に依頼したことが明らかに…松阪牛の商標問題で　松阪市 [08/04/11]

松阪牛や美濃焼など、特許庁の地域団体商標（地域ブランド）に認められている
日本各地の特産品が中国当局に商標申請されている問題で、三重県松阪市の下村猛市長は１０日、
「松阪牛は、市が中国進出企業に依頼して申請した」と発表した。

下村市長によると、同市は商工会議所などと協議のうえ、将来の中国市場への進出を見据え、
中国で名称が無断使用されないようにするため、２００６年５月、市内に本社を置く民間企業の
現地法人名で「松阪牛」「松阪肉」を申請したという。

商標登録された場合、この現地法人から名称の使用権利を、同市の農協や肉事業協同組合など
１１団体に無償譲渡する覚書を交わし、中国で勝手に使われないようにする。

同市は９日、読売新聞の取材に対し、「中国での申請の現状を把握し、適切な対応を検討したい」として、
自らの申請だったことを明らかにしなかった。
下村市長は「別の中国企業が無断で行ったものがあるのかどうか、確認に時間がかかった」と説明した。

ソース
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/080411_4.htm
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