ブラザー工業は3日、創業100周年の記念事業として、展示施設「ブラザーコミュケーションスペース」
(名古屋市瑞穂区)を拡張し、ミシンの歴史をたどる新展示スペースの内覧会を開いた。
7日から一般公開する。
拡張した部分は2階建て、面積は約400平方メートルで、約2億円を投じた。
展示パネルの映像には、ブラザーが開発したICタグシステムを導入し、タグをかざすと関心がある
説明画像を見ることができるほか、来館者が何に関心を持ったかなどの動向も追跡できる。
ミシン展示では、世界初といわれる1790年代に特許申請された「トーマス・セントミシン」(イギリス)
の復刻版=写真手前左=を、国内で初めて展示する。
また、江戸時代末の黒船来航時に幕府に献上され、13代将軍正室の篤姫も使用したという
ミシンの復刻版など、世界から集めたミシン70台を紹介する。
開館時間は、午前10時〜午後5時で、土曜日と日曜日、祝日などは休館。入館無料。
ソース
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei080404_2.htm 写真
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