日新は4月1日、2008年度を初年度とする3か年の中期経営計画を発表した。
五極間でのフォワーディング事業の拡大、成長地域での積極展開などを基本方針に掲げ、
最終年度の2011年3月期に売上高2600億円(08年3月期は2290億円)、経常利益83億円(同59.7億円)、
当期純利益50億円(26.6億円)を目指す。
具体的な施策としては、海外事業に軸足を移し、中国・アジアを中心とした5極間、
各域内での航空・海上貨物、クロスボーダー・サービスの大幅な物量拡大に取り組む。
インド・ベトナム・ロシア・中近東・中東欧などの成長地域を重点戦略地域とし、
事業基盤の強化を図るとともに、ロジスティクス事業、フォワーディング事業の大幅な取扱拡大を目指す。
インドでトータル・ロジスティクスの積極展開、ベトナムでは鉄道輸送を軸とした全面展開を行う。
モスクワ、ドバイの現地法人の基盤強化、ポーランド現地法人を起点とした中東欧物流体制の構築に取り組む。
国内事業では、物流施設の整備・再開発、危険品物流の深耕・拡大、
モーダルシフトの推進、コスト競争力の強化――に努め、収益力の強化を図る。
ソース
http://www.lnews.jp/2008/04/27117.html