【医薬】アンジェスMG：遺伝子治療薬、国内初の承認申請…｢閉塞性動脈硬化症｣などを対象に [08/03/29]

　大阪大学発のバイオベンチャー企業、アンジェスMGは28日、糖尿病や高血圧などが進行して
足などの動脈がつまって組織が壊死(えし)する｢閉塞性動脈硬化症｣などを対象に、遺伝子注射に
よって副次的な血管を新生させる｢HGF遺伝子治療薬｣を27日に厚生労働省に承認申請したと発表
した。国内で遺伝子治療薬の、製造販売承認申請が行われるのは初めて。

　HGF(肝細胞増殖因子)HGF(肝細胞増殖因子)は、肝細胞から発見された細胞増殖効果を持つ
タンパク質。タンパク質を注射するだけでは時間がたつと分解されて効果が消えてしまう。
新治療薬は、HGFの設計図である遺伝子を細胞に取り込ませることで持続的にHGFを作らせる
ことができる。

　国内で昨年6月までに実施した第3相臨床試験で、安全性のほか、痛みの軽減や壊死部位の
縮小などの有効性を確認している。

　治療薬の一般名は、｢ベペルミノゲン　ペルプラスミド｣。承認を取得した際には、コラテラル
(副次的な)とジーン(遺伝子)を語源とする｢コラテジェン｣の製品名で販売する。

　一般に遺伝子治療薬では遺伝子の運び屋として無毒化したウイルスを利用することが多い。

　同社では遺伝子を環状にして使用する｢ネイキッドDNA法｣を用いており、このウイルスを
使うことで懸念される安全性の問題を解消している。


▽News Source　FujiSankei Business i.on the Web 2008年03月29日
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200803290027a.nwc
▽Press Release
HGF 遺伝子治療薬の国内承認申請のお知らせ
http://www.anges-mg.com/news/pdf/080328.pdf
▽アンジェスMG　株価 [適時開示速報]
http://www.anges-mg.com/
http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=4563
http://smartchart.nikkei.co.jp/smartchart.aspx?Scode=4563.1

上の中国番なんか報道管制はいってんの。