生命保険市場に外資系などの新規参入が相次いでいる。仏クレディ・アグリコルが
昨年11月に販売を開始したほか、独アリアンツは26日、4月から変額年金などの
販売を始めると発表した。エイゴンなども早期の市場参入に向けて準備中だ。
銀行窓口での保険販売(銀行窓販)の全面解禁や、郵政民営化で自前の営業網を
持たなくても商品を売り込むルートが広がったことが、背景にあるようだ。
保険世界第2位のアリアンツは、日本市場参入の手始めとして4月から
日興コーディアル証券を通じて変額年金保険を販売する。
「公的年金への不安が高まり、超低金利の日本は、今が市場参入の絶好の機会」
(アリアンツ日本法人の三宅伊智朗社長)と攻勢をかける構えだ。
先行参入したクレディ・アグリコルはりそな銀行と提携し、銀行窓販をスタート。
参入を予定するアクサやエイゴンもそれぞれSBIやソニー生命とパートナーを組み、
民営化された郵便局の窓口で保険商品を販売することも視野に入れている。
生命保険協会によると、日本の変額年金市場は07年4-12月の新契約件数が
業界全体で約46万件で、前年同期に比べ4万件以上減るなど伸び悩んでいる。
■生保事業に新規参入する主な会社■
・クレディ・アグリコル(仏)=免許取得
・アリアンツ(独)=免許取得
・アクサ(仏)+SBIホールディングス
・エイゴン(オランダ)+ソニー生命
・ネットライフ企画
ソースは
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080327ddm008020077000c.html 依頼を受けてたてました。