【資源】石化業界：年1100億円コスト増、業界の経常利益見込みの半分近く・租税特措失効で悲鳴…国際競争力に暗雲 [08/03/21]

　ガソリン税などの暫定税率を定めたいわゆる“日切れ法案”の成立期限である3月末が
迫るなか、石油業界だけでなく、石油化学業界からも悲鳴が上がっている。

　ナフサ(粗製ガソリン)など石化製品の主原料を仕入れる際に課せられている石油石炭税は、
2年ごとの租税特別措置により免除されてきたが、法案が成立せずに失効すると、1キロリットル
当たり2040円、年間で総額1100億円もの課税コストが発生する。今期の業界の経常利益見込み
総額約2700億円の半分近くに上る規模で、原料高とのダブルパンチで業績が大幅に悪化する
のは必至。石油化学工業協会は21日の理事会で対応を検討するが、国会混乱のツケを負わされる
懸念が出ている。

　≪｢政治の無策｣≫

　｢石化工業に携わる全国70万人の労働者に、多大な影響を与えることになるだろう｣

　石化協の米倉弘昌会長(住友化学社長)は、租税特別措置失効による深刻なダメージを強調。
有力国会議員への陳情などを重ねている。

　民主党が暫定税率廃止を主張し、1リットル当たり約25円の値下げを目指しているガソリン税
とは異なり、同党もナフサの免税の必要性を認めており、2月29日に参院に独自の租税特別措置法
改正案を提出している。

　しかし、日銀総裁人事とガソリン税をめぐる与野党対立で、日切れ法案の参院での審議は
空転しており、時間切れによる失効の可能性がある。

　業界幹部は、｢与野党が賛成している法案が政治の無策のために通らない｣と天を仰ぐ。

　1978年にできた石油石炭税法は、原油や天然ガス、石炭への課税を定めているが、製造業の
原料用については2年の無税措置が認められてきた。国内産業の国際競争力の低下への配慮から、
ほとんどすべての先進国で原料への免税が適用されている。

　石化メーカーでは好調な輸出に対応するため、軒並みフル生産状態にあり、ナフサタンク
などに備蓄された在庫は2週間分程度。このため、いったん失効した後に4月末に見なし
否決規定に基づき、衆院の3分の2の賛成で再成立させても、課税対象期間の仕入れは、
避けられない見通しだ。

>>2に続く


▽News Source　FujiSankei Business i.on the Web 2008年03月21日
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200803210005a.nwc

　≪結局持ち出し≫

　ナフサの価格は1バレル=100ドルを突破した原油高に引きずられ、今年に入り過去最高値を
更新した。石化メーカー各社は大口需要家である自動車や家電メーカーとの間で原料費上昇分を、
そのまま製品価格に転嫁する契約を結び、コストアップを吸収できる仕組みとなっており、
業績は好調だ。

　しかし、来期以降についての値上げ交渉は難航しており、これまでのように転嫁ができるかは
不透明だ。当然、想定外の課税が発生した場合、取引先に税負担分の上乗せを求めるのは
難しい状況だ。

　｢結局、税負担分はメーカーの持ち出しになる｣(業界幹部)のは確実で、収益の圧迫要因となる。

　世界の石化製品生産は、中国などの新興国を中心とした堅調な需要を背景に増大している。
中東のエチレン大増産が今年後半に本格化することから、供給過剰による製品価格の下落も
懸念されている。

　税負担は国際競争力の低下につながるだけに各社は危機感を募らせている。石化協の21日の
理事会では、メーカー各社の首脳が意見交換する予定で、失効が現実となった場合は、
政府へ還付請求などの対応を取る構えだ。(吉村英輝)

そこで金の針ですよ

ここ数年空前の利益上げまくってるくせに何言ってやがる。

ゴーゴン！

大相撲の副賞削減、カラーコピー厳禁・・・いったい何がしたいのだろう。（苦笑）
そんな所を削ったら反発を招くだけでしょうが。。。
それは改革ではない。職員などのやる気を削ぐだけ。（苦笑）


※注釈
・大相撲＝天皇家
・カラーコピー＝日本経団連

>>6
意識を植え付けなければならないくらい府職員がバカなんだろ
とりあえず、スレ違いだから他でやれ

身銭切れよと思ってしまいますた
大口の家電、自動車の下請けが痛い目みてきたわけなんだから

今までが「特別措置」であったことを忘れてはならない

え？石化業界って、既に寡占体制築いているから、これを口実に値上げ
するだけでしょ。ここ５年くらいの値上げはすげーぞ。

あそういか。値上げの理由として認めてもらったうえで、「俺たちが悪い
んじゃないよ」というアリバイ作りのために、皆に知ってもらいたいと
言うことか。

税金払えよｗ
国民は今までずっと払ってきたんだぞ

メデューサかとオモタ

>>11
たいして払ってないくせに　m9（＾Д＾）

民主党は日本を滅ぼす気か(;´д｀)

石化業界
40歳平均年収1200万

で、騒ぐなよ・・・('A`)

もう、みんな税金払うの止めるといいんじゃね？

ここにも「してもらって当然」が!!

自民が法案を全て抱き合わせにしたことが原因だな
参院をなめきってた付けだ

自民党にお灸を据えようと参院を民主党にとらせたらお灸の火が国民の体に燃え移っちゃいましたヽ(・∀・)ノ

＞｢与野党が賛成している法案が政治の無策のために通らない｣と天を仰ぐ

自民も民主も賛成なのに、成立しないのが不思議。

そもそも石油石炭税自体がいらないんじゃね？

>>21
天下り先（税金管理会社）が無くなるから無理。

>>19
自民党が世論を無視して衆院解散しないからだろ。
誰も福田も安倍も信任してない。

世論＝俺の意見

という奴が多すぎ。

世論はＮＧワードにしようよ。

>>6
>・大相撲＝天皇家

これは嘘。
相撲は「自称」国技であって、現実には国技ではない。
その証拠に、所轄省庁が存在しない。

明治の一時期に国技とされたことがあり、いまでも国技であるかのような印象が残っているだけ。

安心しろ
もうすぐ原油価格も金に続き暴落するからｗ

>>26
>>1って、原油価格が暴落しても、製品価格を下げない言い訳を
始めたと見るのが本命だと思う。

>>25
つか、社団・財団には、所轄官庁が全てある。
プロ野球協会にもあるし、どんなマイナースポーツでも任意団体じゃない
限りある。社団・財団法人として組織化されているところには、スポーツ
団体に限らず、必ず所轄官庁ある。

国技というのは、法令か政令か何かで定めるのかな。
国の花とか、国の鳥とか、そういう類と一緒でしょ。

石化なんてゴルゴンがいればただでいくらでもできるだろうに。

>>28
適当に書いてしまったね。
正確には「文部科学省が認めていない」
だから国技ではない。

>>28が国技の根拠となれば、あらゆるスポーツが国技になってしまうw

>>30
>>28だけど、そう読んじゃったか。
一応、相撲が国技で無い件とは関係なしに、社団・財団には常に
所轄官庁がある事を伝えたかったのが前段なんだけど。

後段は、国技なるものがあるとしたら、それは国の花とかと一緒
で、何らかの法律か政令で決まっているはずだから、そっちを
調べればわかるんじゃね？というネタフリ。

文部科学省が違うといっているんなら、そういう法律・政令は
存在しないという事だね。

混乱を避けるのを最優先するのなら、自民は民主に譲歩して、ガソリンの暫定税率以外は
法案を通したらいいのに。

自民も賛成なのに、何が気に入らないんだ。

>>19
いつかはこうなるんじゃないかと心配していたんだ
マスゴミがマンセーするものはホントろくなものがない

今までボロ儲けしてきたくせによく言うわｗ

国際競争力を無理して保ってもしょうがない。

払えよ。

つか、なんだこの租税特措法は………
一般市民の利用するガソリンには増税で、企業に対しては減税
してたんかっっ

その一般市民が食うもの着るもの、飲むものを買う為の外貨を稼ぐ連中を優遇してんだよ。
各国そうしてんだから、競争力を保つ為にも必要だろ。

本気で自民が危機感を感じていたら、
抱き合わせなんて真似しないわな…。
協議して通せる法案は個別に通せば良いだけの話。

民主が抵抗しているのは揮発油税の暫定税率の維持だけだからなぁ。
他の業界を困らせたくなければ、揮発油税も認めろというのは脅迫に等しい。

こんな減免措置を受けながら、環境に配慮してますとか洒落にならん業界だな。

目立たないけど、きっちりしっかり地道に仕事はやってくれると思ったんだけどな、福田さん。

年１１００億じゃ、ガソリン税が下がって庶民に還元される金と桁が違うｗ

ガソリン税は、兆円単位ｗｗ

免税されようが労働者の賃金は上がりません