仙台市の繁華街・国分町で横行する客待ちタクシーの違法駐停車を防ぐため、
仙台市中心部タクシー交通問題対策協議会は12日、タクシーを待機所から
送り出す「ショットガン方式」を、4月21日から試行することを決めた。
国分町近くの仙台市役所前と西公園(青葉区)をタクシーの待機所として設定。
客の利用に応じて国分町近くの乗り場に順次、車を送り出す。
実施時間は午後10時半から4時間。5月末まで実施し、結果を見て正式に
導入するかどうかを決める。
協議会は2007年3月、ショットガン方式を初めて試行し、一定の成果を得た。
実施費用が高いのを理由に昨年11月、導入を断念したが、仙台市が今年1月、
タクシーの増車などを禁じる国の緊急調整地域に指定されたのを受け、業界として
違法駐停車などの迷惑行為を防止する必要性に迫られていた。
12日の協議会の会合で、梅原克彦市長は「緊急調整地域の指定が切れる
8月までに、タクシーの飽和状態がもたらす問題の解決に向け、関係機関の
努力が問われている」と述べた。
協議会は06年、仙台市中心部のタクシーの違法駐停車を解消しようと、
宮城県タクシー協会や県警、仙台市などが設立した。
ソースは
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080313t13030.htm 依頼を受けてたてました。