【鳥取/観光】ゲゲゲの人々:妖怪とまちおこし、自宅改装「鬼太郎茶屋」に[08/03/09]
1 :
依頼543@かくしおまコンφ ★:
★ゲゲゲの人々 自宅改装「鬼太郎茶屋」に 妖怪ゆかりの店第1号 荒木千重子さん 86
鬼太郎たちに会える街――。漫画家水木しげるさん(86)の出身地・境港市には、
すっかりそんなイメージが定着した。妖怪のブロンズ像が並ぶ「水木しげるロード」は昨年、
147万8330人を集め、県西部最大の観光地に。「そっくりコンテスト」などゆかりの
イベントも好評だ。支えるのは、妖怪とまちおこしの魅力にとりつかれた多彩な面々だ。
「水木しげる記念館」が8日、5周年を迎えたのにちなみ、そんな「ゲゲゲの人々」を紹介する。
境水道から潮の香りが漂うJR境港駅と水木しげる記念館を結ぶ約800メートルの
「水木しげるロード」は、中央に位置する松ヶ枝町に1993年、市が「鬼太郎」など23体の
ブロンズ像を設置したのが始まりだ。同町で荒木千重子さん(86)が営む土産物店
「鬼太郎茶屋」は、沿道の妖怪ゆかりの店の第1号。水木さんが里帰りのたびに立ち寄る
お気に入りの場所でもある。
像が置かれたころ、近所へのあいさつに訪れた水木さんに抹茶を振る舞った。
「こんな風に、誰でもくつろげる場があったらいいねえ」。水木さんがふと漏らした言葉に運命を
感じ、その場で自宅を休憩所として開放することを申し出て、「鬼太郎茶屋」の名をもらった。
自宅の元診療所だったスペースを約30平方メートルの店舗に改装。抹茶やコーヒーを提供し、
手作りした目玉おやじのワッペン付き手提げ袋や鬼太郎のぬいぐるみなどを土産品として並べた。
水木さんの願い通り、店は、ロードを訪れる観光客の憩いの場になった。寂れる一方だった
周辺の商店街にも、妖怪グッズを扱う店が徐々に増えていった。
今も水木さんが訪れると、荒木さんは抹茶でもてなす。「先生のお陰で街に活気が出た」と言うと、
水木さんはいつも「皆さんのお陰で有名になった」とうれしそうに話すという。
「飾らない先生の魅力とふるさとへの愛着を大勢の人に知ってもらいたい」。全国から訪れる
観光客に請われるまま、水木さんの人柄や街並みの変遷を紹介する毎日だ。
ロードのテーマソング「鬼太郎音頭」を作詩したのも荒木さん。93年に鬼太郎音頭保存会を
結成し、踊りによる街のPRにも励む。公演回数は、ハワイや韓国への出張も含めて600回を超えた。
「受け継いでくれる若い人が出てくるまで、まだまだ頑張らんと」。そう話す荒木さんと観光客の
交流を、今は120体に増えた妖怪たちが見守っている。
ソース:読売新聞(2008年3月9日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20080309-OYT8T00073.htm
2 :
追加・関連ソースです@かくしおまコンφ ★:2008/03/11(火) 08:20:22 ID:??? BE:461101853-2BP(1122)
★ゲゲゲの人々 “異界の門”から連携の輪
JR境港駅から水木しげるロードを約300メートル歩くと、一反木綿を横木に仕立てた鳥居が
左手に見えてくる。2000年の元日に開かれた「妖怪神社」だ。約40平方メートルの境内は、
高さ3メートルの黒御影石のご神体を拝んだり記念撮影したりする観光客でにぎわう。
「ご神体は黄泉(よみ)の国の岩が砕け散った一つ」「神社は1600年前に歴史に登場」。
縁起や伝承はフィクションだが、運営するまちづくり会社「アイズ」の佐名木知信社長(45)は
「ここは<妖怪ワールド>に足を踏み入れたことを実感するゲートなんです」と胸を張る。
アイズは、市内の若手経営者らが1999年10月に設立した。
ロードの入り込み客は、97年に45万人に達して以降、微減に転じていた。「妖怪で本当に街は
活性化するのか」。地元商店主の多くはまだ半信半疑で、妖怪にちなんだ商品を提供する店も
一部に限られていた。停滞感を打破したいと願う面々が、アイズに集まった。
「ものだけではダメ。思い出となる体験の場を」。神社は、そんな発想から生まれた。マスコミに
相次ぎ取り上げられ、ロードの知名度もグンと上昇。00年の入り込み客は、前年から一気に
40%も増えて60万人を突破した。
商店の8割近くが妖怪グッズをアピールするようになり、ロードの風情は〈妖怪のまち〉らしさを
増していった。
佐名木社長は、周囲を巻き込むことに腐心する。「水産のまち」との相乗効果を狙い、境港で
水揚げされたスルメイカのタレ焼き「一反もめん焼き」を水産業者と開発、神社向かいに開いた
飲食店で名物として売り出した。今年1月にはJR米子支社とも連携し、妖怪列車に乗って神社を
参拝すると、特製お札をプレゼントする初詣で企画も打ち出した。
盛り上がるムードは、より広い範囲に波及しつつある。神社には島根県側の観光関係者から
「宿泊客に特典を付けられないか」などの相談が相次いでいる。
「夢は中海圏域全体の観光振興。神社やロードは、その拠点になれるはず」。佐名木社長は
未来に手ごたえを感じている。
ソース:読売新聞(2008年3月10日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20080309-OYT8T00589.htm
3 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/11(火) 08:20:42 ID:pnfHXGdO
4 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/11(火) 08:28:44 ID:1tPAgR3y
鬼太郎茶屋ってやっぱ湯飲みにオヤジが入ってたり?
一方、名探偵コナンは(ry
>>4 鬼太郎茶屋はわからんけど、江戸東京博物館で催された「Oh!水木展」で
買った限定マグカップは、内側に目玉の親父がプリントされてるよ
一生の宝だ
8 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/11(火) 09:50:52 ID:5VziMp9c
きたろうが生まれた墓場はどこにある?
9 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/11(火) 10:16:01 ID:6TZ8gtbp
楳図かずおも鳥取県に引っ越せばいいのに。
わざわざ鳥取なんてド僻地に行かなくても確か調布にも似たようなのがある。