【ラホヤ(カリフォルニア州)=池松洋】東太平洋地域のマグロ資源を管理する国際機関
「全米熱帯まぐろ類委員会」(IATTC)は7日、減少傾向にある「大衆マグロ」のメバチマグロと、
キハダマグロの2008年の資源管理強化についての合意を持ち越し、6月にパナマで開かれる
年次会合で再び協議することを決めた。
世界的にマグロの需要が増える中、各国の意見対立が激しくなっており、07年の6月会合
から3回目の協議でも合意できない異例の事態となっている。
5日から開かれていた協議では、南米諸国を中心に行われている、大型の網で魚群を囲む
「巻き網」漁法の禁漁期間(42日間)の延長と、日本や韓国などが行う長いロープに多数の
釣り針をつける「はえ縄」漁法の漁獲量の削減が議題となった。
しかし、マグロ製品の輸出に力を入れるエクアドルが、巻き網漁法の禁漁期間の日数を
巡って他国と折り合わず、合意できなかった。日本が行っている「はえ縄」の漁獲枠も協議は
前進しなかった。日本は当面、07年と同じ年間約3・4万トンのメバチの漁獲枠を自主的に
守るとしている。
▽News Source YOMIURI ONLINE(2008年3月8日19時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080308-OYT1T00508.htm ▽全米熱帯まぐろ類委員会
http://www.iattc.org/HomeENG.htm