【医療/介護】「本当に大丈夫か」転換老健に疑問噴出[08/03/04]
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やるっきゃ騎士φ ★:
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「本当にこれで介護難民は出ないのか」、「この単位数で新しい老健に必要な経費が
担保されるのか疑問だ」-。2008年度に創設する療養病床から転換する老人介護保険施設
(介護療養型老健)の単位数が3月3日、厚生労働省から社会保障審議会介護給付費分科会
(座長=大森彌・東京大学名誉教授)に示された。医師などの人件費を抑えることで、
介護療養型老健の月額の基本施設サービス費や入所者の自己負担額を介護療養病床と既存の
老健の中間に落とし込んだ格好だ。しかし、単位数設定が低いためにサービスの質の確保や
運営維持について委員からは不安を訴える声が相次いだ。
厚労省は同日、介護療養型老健の介護報酬の単位数の詳細を示した。厚労省の試算では、
要介護5の利用者が多床室に入所し、介護職員4:1配置として基本施設サービス費だけを
見た場合、月額33万4,000円となり、既存の老健を2万5,800円上回る。介護療養病床は
38万1,000円となるため、介護療養型老健は療養病床と既存の老健の中間の額になる。
入所者の自己負担も、療養病床は8万9,800円、介護療養型老健は8万5,100円、既存の
老健は8万2,500円と試算した。
同日の分科会で、勝田登志子委員(認知症の人と家族の会副代表理事)は「この要件を
満たして(介護療養型老健を)やった場合は生き地獄になるのではないか。特にサテライトや
小さなところは本体があったとしてもお医者さんがいない、看護師さんもオンコールという
中でこの金額で本当に選んでもらえるのか。本当に介護難民は出ないのか」と疑問視した。
木下毅委員(日本療養病床協会会長)も、「今日示された単位数で必要経費が担保
されるのか。転換老健を維持できるのか疑問だ」と述べた。
日本看護協会の小川忍常任理事は、介護療養型老健の施設要件に選択肢として「経管栄養か
喀痰(かくたん)吸引を必要とする入所者が15%以上いること」とする項目が盛り込まれた
ことについて、「これをクリアするために(入所者に)経管栄養や喀痰吸引をするように
なっては本末転倒」と、現場のモラルハザードを懸念した。その上で、経管栄養などが
必要なくなることに対して評価する仕組みを設けるべきと提案した。
厚労省はこれに対し、「経口移行加算」や「経口維持加算」に対する評価がすでにあるほか、
介護療養型老健では「摂食機能療法加算」も設定するなど、入所者を経管栄養から経口の
体制にするインセンティブを設けている点を強調した。
川合秀治委員(全国老人保健施設協会会長)は、介護療養型老健のみに入所施設内で
みとった場合に最大で7万2,000円のターミナルケア加算が認められたことに対して
「我々が今まで善意でやってきたことがゼロになるのか」と不満をあらわにした。
続きます。ソースは
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/14844.html
-続きです-
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■国民負担は結局プラスかマイナスか?
沖藤典子委員(作家)は、医療保険適用と介護保険適用の療養病床が、介護保険適用の
介護療養型老健に転換していくことについて「プラスマイナス全体で国民の負担は
どうなるのか」と、今後の費用面での見通しを求めた。勝田委員も「医療費の削減効果が
試算で出ているはず。計算していないというのは国としてありえない」と、試算を示すよう
強く求めた。
厚労省は、「(今後転換する)療養病床数に依拠している。都道府県の計画によるので
現時点では推計できない」と、都道府県が年度末をめどに作成する地域ケア整備構想が
集まらなければ療養病床に転換する全体のベッド数が分からないため、現時点で医療費が
どうなるかの見通しを示すことはできないとした。
山本文男委員(全国町村会会長)からも保険者の負担増を懸念する意見が挙がった。
これに対し、阿曽沼慎司老健局長は「この問題は複雑。都道府県の負担の問題、保険者に
とって保険料がどうなるかという問題、全体の社会保障給付費がどうなるかという問題が
ある」と答えた上で、まずは転換を考える医療機関が参考にできるように介護報酬の単位数を
示したと述べた。
天本宏委員(日本医師会常任理事)は、「お金の話ばかりしているが、重要なのは
後期高齢者で医療を継続する人がどうなるかが一番重要。これから対象者は増える。
単価が減ることで安くなって喜んでもらっても医者は減る。それでいいのか」と声を荒げ、
今回の制度が、国民の抱える医療・介護ニーズへの対応に逆行していると訴えた。
介護労働者が集まらない現状も指摘し、国として対策を立てるべきと要望した。
木下委員も、「結果的にどういうサービスができるのかという話が出ていない。医療や介護の
質が落ちたのでは意味がない。今後それを検証することが重要。お金の話ではない」と、
サービスの質の確保に対する今後の取り組みを求めた。
更新:2008/03/04 17:09 キャリアブレイン
-以上です-
依頼を受けてたてました。
3 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/05(水) 10:48:17 ID:/fGendjM
?
4 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/05(水) 10:54:56 ID:LPDbncLj
介護保険など、最初から見切り発車だものこうなるのは
最初からわかっている事。
時給1000円以下の実践部隊・2級ヘルパーなど無償で勉強させて資格を与えろ
「介護士」の資格を与えた物には、身分を保証してやれ。
人生初の4
国民ってひと括りにするけど、政府から見た本当の国民ってどの世代なんだろうな。
7 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/05(水) 10:57:47 ID:zEAQcGY4
介護利権の完成はまだのようですね。
8 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/05(水) 11:04:54 ID:CgGiiZ6h
日本の医療介護費用が高いと思っているうちは生き地獄が続くだろうな
9 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/05(水) 11:07:11 ID:G0Aygte0
正確にいうと、
「医療の市場化によりアメリカ保険業界に儲けさせるため命令を受けた
財務省・厚労省・マスゴミなどが皆保険制度を無理矢理終わらせた。」
10 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/05(水) 11:08:08 ID:ixSssAhs
アメリカでは国民健康保険ですら破綻して現在の新型に移行したのに
日本はアメリカの旧型国民健康保険+介護保険なので
破綻確率100%。
最初から分かりきっている事。
高福祉・超高負担国家へまっしぐら。
消費税30%も現実味あり。
文句ばっかり言ってる連中ってなんなの?
つい最近まで介護は家庭でやるものだったはず、
国の介護保険制度も基本的に自立を支援するためのものなはず。
個人ではその負担に耐えられないから申し訳ないけど問題のない家庭も負担してねとの
助け合いの精神が介護保険制度だろう。
それを国の支援は不充分だ?ふざけんのもたいがいにしろよ!!
12 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/05(水) 11:19:39 ID:NvO1wox0
>>10 国民健康保険は日本独特の制度なんだが釣りか?
13 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/05(水) 11:26:52 ID:uKv2vki7
まあ、全て医療に年齢制限設けたら解決
>>11 はずはずだろうw ワラタ
これからも家庭で介護しろっていうのなら逃避にすら思えるよ。
要介護者のいる「問題の無い家庭」は何世帯あるのか。数字で説明して見れ。
精神の問題ではなく、金と時間と命の問題じゃね。
なんで一番経費が安く抑えられる安楽死が議論に上らないんだ?
16 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/05(水) 12:00:37 ID:WSkrT7NQ
>>12 国民健康保険は日本独特だが、国民皆保険は日本独特じゃないよ。
皆保険なのに税金じゃなく保険というふうに財政を分ける変なシステムを
他国が取っていないだけ。
>>15 実施するには、感情がノイズとして大きすぎるのではないかな。
昔の姥捨て山という風習は、俺個人としては非常に優れたシステムだと思ってる。
ただ、非常に優れているが故に非情すぎるとも思う。
間を取ったのが今の介護システムなんじゃねーの。
>>15 まずお前を安楽死させる必要がありそうだな
>>15 安楽死は難しい
ほとんど全身麻痺してなにもできなくなって思考だけ残ってても
死を望むかはその時にならないと分からない。苦痛の程度にもよるからな
積極的に死を望むのは癌で痛みが強烈で余命も少ない人がほとんど
そういう人を安楽死させてもコスト的にはメリットが少ない
どうせ近いうちに死ぬんだから
20 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/05(水) 23:58:20 ID:yjxEbIKK
介護療養病床は38万1,000円 自己負担は8万9,800円-8万5,100円
と言うことはかなりお得。介護なのに75%も給付される。
金だけで言うと在宅する方が損。子供を保育園に行かせるだけで月5-6万かかったぞ。
預けずに在宅する人に月15-20万給付したらどうか?それだけでも−20万給付が減る。
金銭負担も含めて在宅>施設にしないと馬鹿らしくて誘導なんてできんぞ。
21 :
名刺は切らしておりまして:
特養はお徳用だな、健保が外来往診なら出来高払いだからな。
施設介護の介護保険は限度額5割まで健保も丸め6万までにする。
有料等の疑似在宅も同様で十分。
あとは自費。
本物の在宅の苦しみ、人生を失う苦痛を知れ。