【企業】ドリームワークス10−12月期、黒字転換 [08/02/28]

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1東京特許許可局φ ★
ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)米アニメ映画制作会社ドリームワークス・アニメーションSKG(NYSE:DWA) が
26日発表した2007年10−12月期決算は、「シュレック・ザ・サード」(原題)のホームビデオの販売が好調だった
ことから黒字に転換した。

純損益は9410万ドル(1株当たり98セント)の黒字。同四半期には税効果関連の利益(同7セント)が含まれる。
前年同期は劇場公開したアニメ映画「フラッシュト・アウェイ」が不振で1億0900万ドルを償却し2130万ドル
(同20セント)の赤字だった。

売上高は42%増の2億9020万ドル。粗利益率が52.4%だった。

トムソン・ファイナンシャルがまとめたアナリスト予想平均は1株利益が72セント、売上高が2億7700万ドル。
全体の売上高の1億7940万ドルがシュレック・ザ・サードによるもの。シュレック・ザ・サードはCG映画「シュレック3」を
ベースに、主人公のシュレック(声、マイク・マイアー)、その親友ドンキー(同、エディ・マフィー)らによって
繰り広げられアクションベンチャー映画。同映画のDVDは昨年11月に米国内で発売され、昨年末までに
全世界に1560万ユニット出荷された。

ジェフリー・カッツェンバーグ最高経営責任者(CEO)は、「シュレック・ザ・サードが好評を博し、07年は全体の
業績と興行成績の両方の面で上場以来、最も成功した年だった」と総括する。

また、ABCテレビ向けのホリデースペシャル「シュレック・ザ・ホールズ」と併せてシュレック・ザ・サードの成功は、
われわれが構築してきたフランチャイズ方式による戦略でその真価が実証された、と述べた。

同社は現在、「マダガスカル」に登場するペンギン兄弟をモチーフにしたコンピューターアニメによる
コメディ・シリーズを制作中。「マダガスカルのペンギン」(仮題)は今年はじめに封切られる。

今後については、6月6日に全米リリースを予定している「カンフーパンダ」が全体のけん引役になると見込んでいる。
また、「シュレック・ザ・ミュージカル」のブロードウェイ公演を12月14日に予定している。

ドリームワークス株の27日終値は、前日比1.21ドル(4.95%)高の25.65ドル。


〆News Source: NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCAM4343.html
〆参考: ドリームワークス
http://www.dreamworks.com/

※依頼を受けてたてました

2名刺は切らしておりまして