多くの米消費者が高額商品の購入を手控えるなか、自動車需要が10年ぶりの低水準に向けて
下降を続けており、今月は自動車メーカー各社が一層の痛みを感じている。
米消費者調査会社J.D.パワー&アソシエーツが21日発表した統計によると、
2月1日-17日の個人向け新車販売台数(ディーラーから消費者への引渡しベース)は、
2007年2月1日-18日に比べて16.37%減少した。この数字にはレンタカー会社など、
企業や代理店への一括販売は含まれていない。
個人向け販売は実需を最も正確に表す指標ととらえられている。景気、住宅、燃料価格や
ローンの利用が厳しくなったことへの警戒感の高まりを背景に、06年末以来、新車購入に
対する下押し圧力は強まっている。
アナリストの間では、今年の米新車販売が少なくとも1998年以来の最低水準に落ち込む
との予測が大勢。ただ、一部の自動車メーカーは今年後半の回復を予想している。
この2月前半の数字は、1月の期待外れの実績に続いた。1月の一括販売を含む
小型自動車の販売台数は、前年同月比4.3%減少した。
新モデル投入や手厚いインセンティブで波に乗る米ゼネラル・モーターズ(NYSE:GM)は、
大手メーカーのなかで唯一、1月に販売増を記録した。しかし最新統計は、GMが
2月1-17日に障害に突き当たったことを示した。
この期間の販売台数は07年2月1-18日に比べて31%減少した。
トヨタ自動車、米フォード・モーターなど上位6社で需要の軟化がみられた。
クライスラーは、自動車・トラックで無償提供する機能を追加した最近の取り組みにも
かかわらず、27.5%減となった。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCAH4253.html 依頼を受けてたてました。
>>2 バブル崩壊の日本と同様の道を辿るだろうね
初動が迅速な分、愚かな「失われた10年」にはならないだろうが
数年はアメリカは停滞、筆頭子分で「ポチな日本」は言わずもがなw
「日本の景気なんてアメリカともども、更に底を目指すでしょう」
(「パイ」が限られてる以上仕方が無い運命、何もかもアメリカ頼りだったしw)