日本ガイシは、太陽電池パネルなどの電極ペーストの乾燥・焼成工程用に、
最適な加熱条件出しを効率化する連続式4室加熱試験炉を完成、27日に発売する。
従来のメッシュベルト方式に比べ、生産準備期間を大幅に短縮できる。
価格は2000万―2500万円。初年度3億円の売り上げを目指す。
電極ペーストの乾燥・焼成工程の加熱条件は、太陽電池パネルの発電効率に影響する。
電池メーカー各社は、より最適な加熱条件を求め、試験を繰り返す。
従来のメッシュベルト炉では一定速度でベルトを動かすため、複雑な加熱条件を作ることが難しい。
また加熱した温度測定器が冷めるのを待って設置し直す必要があり、効率が上がらなかった。
ソース
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120080221045bcaa.html