【広告】好調も試行錯誤続く　ネット広告業[08/02/20]

　拡大が続くネット広告市場だが、つぶさに見ると一律に高い伸びを維持しているわけではない。
開発途上のネット広告は効果的な配信手法がめまぐるしく変化し、
収益の軸だった商品が数年で売れなくなる厳しい現実もある。利用者ニーズを満足させる精度の高い広告商品を
いかに早く打ち出せるかが、各社の課題となっている。
　広告仲介大手のサイバー・コミュニケーションズの平成１７年３月期、１８年３月期決算は、売上高が前年同期比で
６０％以上の増加という驚異的な伸びを見せたが、１９年３月期は２１・１％増と鈍化。同４〜１２月期では４・３％増に
とどまった。売り上げの８割強を占めるウェブ広告の伸びが３％台にとどまった。携帯電話向けは急伸したものの、
他の広告収入鈍化を補いきれていない。
　好調な決算を計上する他社も「不特定多数の利用者に広告を配信するウェブ広告やメール広告が落ち込む傾向は
どこも同じ」（業界関係者）と打ち明ける。一方好調なのは、検索エンジンの結果に合わせ、広告を配信する検索連動型広告だ。
利用者の嗜好に合わせた配信が可能で、グーグルやオーバーチュア（ヤフー子会社）などが大手だ。
　利用者の好みに合わせ配信する広告手法で特に注目されているのが、ネット上での行動を複合的に分析し配信する行動ターゲティング広告。
ヤフーは自社サイトへのアクセス履歴を数百の項目別に集計し、広告を配信している。広告単価は履歴を
参照しない場合の「７倍にのぼる」（ヤフー）といい、需要の高さが伺える。
　利用者の好みだけでなく、移動中の位置や天候なども考慮した広告として期待されるのが携帯電話向け広告。
すでにＮＴＴドコモやＫＤＤＩは、高精度の次世代ネット広告配信技術の開発を進めており、
携帯電話会社が新たな“メディア”として台頭するのは時間の問題だ。
　新聞やテレビといった既存メディアもネット戦略を進めているが、広告業界では
「自社サイトを訪れたユーザー履歴だけで広告収益が上げられるのは１〜２社だけ」（広告配信システム販売会社）といった厳しい見方もある。

ソース:http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080220/biz0802202014011-n1.htm

関連:【広告】2007年の国内総広告費は1.1%増、マスコミ広告が減り、ネット広告が急増［08/02/20］
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1203500269/

2ゲット

まあ既存のマスコミが苦境に陥ることはいいことだ。
マスコミに自浄能力はないからな

電通が本格参戦せず静観しているこの現状がすべてを物語ってる

確かに。向こう30年はテレビの方が圧倒的に有利だろう
ネット広告では「お茶の間」に入っていけない

>>5
やろうと思えばテレビもLANケーブルさしてネットから天気予報落として表示もできるよ

電通はとっくにネットメディアも押さえてるよ。

いや、セカンドライフのは失敗したな

ネットや携帯はまだまだ広告に対するアプローチをしていない、
技術やソフトの問題を踏破しこれから着実に伸びて行くだろうね、
既存のテレビと広告会社の独占を排除すべく成長を望みたい。

実際、ネット広告って反響でないよ。採算に乗らないものばっかり。
けっきょく手堅くHP制作、印刷やってるところが生き残る。
腕のいいデザイナー必須だが。

PC自体がまだツールみたいな感覚で、
当たり前な生活の一部としてのネットは、まだ浸透はしてないとか

徐々に移ってる動いてる感は普通に誰にでもあるような気もするけど

バナー広告やメルマガに将来性があるとは思えないね。
逆に、HP制作なら、企業サイト自体を集客ツールにする提案ができる。
でも、デザイナーのセンスが大事なんだよ。
それでいて、営業に伸び伸びと仕事をさせるチームワークのある人が最高。
ローセンスな口うるさいデザイナーは嫌いだ。