中国銀行世界金融市場部がこのほど発表した最新研究報告によると、中国の
1月のCPI(消費者物価指数)の上昇幅は前年同期比7.5%に達し、今回の
物価上昇としては最高を記録する見通しだ。
報告によると、CPIの上昇幅が再び最高記録を更新する可能性が高いが、
中国の今回のインフレはそれほど驚くに値しないという。これは、上半期
(1-6月)の月間上昇幅が5-7%と高いレベルを維持するものの、下半期
(7-12月)には3-4%に安定すると見込まれていることによる。また、
今年の通年のCPI上昇幅は4.8%となり、2007年と同じレベルを維持すると
予測されている。
同報告によると、インフレを防ぐために、貨幣政策をさらに引き締める必要が
あり、物価上昇から全面的なインフレに転化することを防止し、インフレ観測の
高まりをなくすという。
中国人民銀行(中央銀行)は上半期、1回か2回で利上げを実施し、
1年物の預金金利を4.41%-4.68%に引き上げる予定だ。
同報告は米国経済の衰退による輸出減少について、外国為替レート政策を
調整し、人民元の切り上げを適切な範囲に抑えるべきだと指摘している。
ソースは
http://www.newschina.jp/news/category_2/child_8/item_9099.html 依頼を受けてたてました。