鹿児島−香港定期航空便 4月28日就航、週3往復
香港エクスプレス(本社・香港)が路線開設を表明していた鹿児島−香港空港間の定期便が、
4月28日から就航することが15日分かった。月、火、金の週3往復を計画。3月初めにも
国土交通省に路線開設を申請する。同区間の定期便は、2002年10月以来5年半ぶりの
再開となる。
同社によると使用する機体は164人乗りのボーイング737−800型機。両空港を約3時間で
結ぶ。午前中に香港を出発し、午後1時ごろ鹿児島空港に到着、午後2時すぎに鹿児島空港を
出発し香港に折り返す計画で関係機関と調整している。
4月から5月にかけ、鹿児島空港以外に沖縄、岡山、広島、名古屋(中部)へも定期路線を順次
開設するという。
鹿児島県交通政策課は「具体的な日程が決まったので、利用促進策や就航記念行事に
取り組んでいきたい」としている。
同社は昨年から運航している連続チャーター便の利用率が好調なことなどを受け、定期路線化を
表明していた。鹿児島−香港間の定期路線は1972年に日本航空が開設。ドラゴン航空も就航し、
89−92年は最も多い週6往復の運航があった。しかし利用率が低迷し、02年10月から休止していた。
(02/16 07:21)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=9216