緩衝材作る機器開発で最優秀 東三河ビジネスプランコンテスト
第三セクター「サイエンス・クリエイト」(豊橋市)などでつくる実行委員会は、独創性のある
新事業を表彰する「東三河ビジネスプランコンテスト」の受賞者を決めた。最優秀賞には、
精密機器などの製造現場で商品の緩衝材を作る機器を開発した機械組立会社「アジアハイテックス」
(豊川市穂ノ原)の佐藤邦男社長(56)を選んだ。
機器はフィルムに送風し、袋状に膨らませる仕組み。フィルムの幅は最大四十センチ、
長さ十センチになる。同社は機器の販売・レンタルを行うとともに、フィルムも販売し、現場で
必要な時に必要な量だけ緩衝材を作れるようにした。
国内では十社ほどの包装資材メーカーの緩衝材が流通。製造現場の多くは、メーカーから
購入しており、輸送費用がかかる上、保管スペースを取る問題があった。
同社製品は、業界最速となる毎分十五メートルの製造能力があり、機能性の高さが特長。
佐藤社長は「苦労して完成させたので素直にうれしい。これを弾みに、ニーズの高い精密機器関係の
企業に売り込みたい」と喜んだ。
コンテストは七回目。県内の企業などから三十七件の応募があり入賞五件を選んだ。表彰式は
二十二日に豊橋サイエンスコアで行われる。
(後略)
ソース:中日新聞(2008年2月15日)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080215/CK2008021502087551.html 依頼いただきました
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1202248967/388