★ALTM、最新情報で富裕層のニーズを満たす−日本人バイヤーは倍増へ
アジアの富裕層の取り込みを狙う「アジア・ラグジュアリー・トラベル・マーケット(ALTM)」が、
6月16日から19日にかけて上海で開催される。昨年に続く第2回として、バイヤー、サプライヤーともに
前年比約倍増となる500名を集め、ラグジュアリー商品の商談を進める。
このほど来日したALTM代表のジェイ・マルティン氏は、「前回は日本や中国、オーストラリア、
インドなどを中心に厳選した220名のバイヤーを集めて、商談も順調に進み、成功裏に終わった」とし、
その結果、「注目度も上昇し、ザ・リーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドやアマン・リゾート、
シルバーシー・クルーズ、ドバイ政府観光・商務局などが昨年の2倍から3倍のブースを契約した」という。
日本からも、JTBロイヤルロード銀座やエス・ティー・ワールドなどがバイヤーとして、星野リゾートや
JTBグローバルマーケティング&トラベル、JTB中部などがサプライヤーとして参加する予定。
ALTMは日本から、バイヤー80名、サプライヤー20名の参加をめざしている。
日本市場についてマルティン氏は、「世界で3位の経済規模。当然、キーマーケット」という。海外
出国者数の伸び悩みについては、「(ALTMのターゲットである)富裕層について言えば、お仕着せの
パッケージ商品に飽きてしまったということ。成熟した旅行者には、常に新しい体験、新しい
デスティネーション、新しい旅行を提供することが需要喚起になる」。その上で、ALTMでは、
「世界のラグジュアリー市場の最新情報を、確実に手に入れることができる」とメリットを強調。
「集まる人々は最低でもシニア・マネージャー。最新の情報や商品をしっかりと語れるだけでなく、
商談を即決できる」とし、富裕層を顧客に持つバイヤー、サプライヤーの参画に期待を示した。
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[掲載日:2008/02/08]
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=33975