【企業買収】Yahoo!はMicrosoftによる買収を回避できるか？ (ウォール・ストリート・ジャーナル)［08/02/07］

[1/2]
米Yahoo!はMicrosoftによる446億ドルの敵対的買収提案を回避する方法が幾つかあると
希望を抱いているようだ。例えば、別の企業が新たに買収を持ち掛けてくるなり、あるいは
Googleと事業提携してYahoo!の独立性を維持するなりといった方法だ。事情に詳しい情報筋
はそう指摘している。

もっとも、まだMicrosoft以外の企業からはYahoo!に対する正式な買収提案は行われて
いない。また独禁法の専門家によれば、規制面での懸念が予想されるため、GoogleがYahoo!と
事業提携できる範囲は限られているという。また事情に詳しい情報筋によると、Microsoftの
側では、2月1日に発表した「1株当たり31ドルでYahoo!を買収する」という提案は、他社から
の新たな買収提案にあわずに実現できそうだとの楽観論が強まっているという。

一方、Yahoo!のジェリー・ヤンCEOは6日付で従業員にあてたメールにおいて、「Microsoftの
提案についてはまだ何ら決断を下していない」と説明し、「取締役会は株主にとってYahoo!の
膨大な資産の価値を最大限に高めることを最重視しており、正しい判断を下すためには
ある程度の時間が必要となりそうだ」と強調している。

この事情に詳しい情報筋によると、Microsoftの提案にYahoo!が返答する期限は特に
設けられてない。Yahoo!は「現在取締役会が選択肢を検討中だが、その行方は流動的であり、
結論が出るまでにはかなりの時間がかかりそうだ」と警告している。またYahoo!の広報担当者は
既に発表済みの声明の内容を繰り返し、「取締役会は戦略的な代替選択肢をすべて考慮に入れた
上でMicrosoftの提案を徹底的に検討中だ」と語っている。MicrosoftとGoogleの広報担当者
からはコメントを得られなかった。

またこの事情に詳しいある人物によると、Microsoftの買収提案に対する代替選択肢という点で、
Yahoo!の取締役会は検索連動広告をGoogleにアウトソースする可能性を検討しているという。
Googleの検索クエリー1件当たりの売り上げはかなり高いため、そうした契約が実現すれば、
Yahoo!はすぐにも売り上げを増強できるはずだ。Citigroup Global Marketsのアナリストらに
よると、そうした契約を交わした場合、Yahoo!は年間25％以上の勢いでキャッシュフローを改善
できるはずという。

情報筋によると、Microsoftによる買収提案回避策を成功させるためには、Googleとの
そうした契約がカギになるとYahoo!は考えている。そうした契約と併せて、どこか競合企業が
新たに買収を提案することになるのであれ、あるいは独立性を維持するためにYahoo!が独自の
作戦を採ることになるのであれだ。情報筋によると、Yahoo!はここしばらく、欧州での
検索広告事業をGoogleにアウトソースする交渉を進めていたという。

続きます。ソースは
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/07/news054.html

-続きです-
[2/2]
また一部の情報筋によると、Googleは「もしYahoo!の買収を申し出てたとしても、規制面で
乗り越え難いハードルに直面するだろう」と考えているという。ただし専門家の間では、
検索広告をめぐる契約ですら、「競争を阻害する」との理由からかなりの反対に合うことが
予想されている。市場調査会社のeMarketerによると、Googleは2007年の米国の
検索広告市場で71％のシェアを占め、Yahoo!が8.9％のシェアで第2位に付けている。
また2007年の米国のオンライン広告市場では、Googleが28％のシェアでトップ、Yahoo!が
15.4％のシェアで第2位、Time Warner傘下のAOLが6.6％、MicrosoftのMSNが6.5％で
それに続いている。またNielsenのNielsen Online事業部門によると、昨年12月には、
米国の検索クエリー全体の56.3％をGoogleが処理しており、Yahoo!が17.7％、Microsoftが
13.8％でそれに続いている。

米国の規制当局はここ数年、独禁法を理由に企業間の契約を却下することに対しては
消極的だ。だが今回のYahoo!の状況はあまりに注目度が高いため、反競争的な影響が
懸念されるような取り決めについては対処せざるを得ないだろう、と専門家は指摘して
いる。GoogleとYahoo!の合併あるいは提携はちょうどそうしたケースに該当する。

独禁法問題と規制を専門とする米アリゾナ大学の法学部教授バラク・オーバック氏は
次のように語っている。「GoogleはここでYahoo!を救済し、Yahoo!に貸しを作っておこうと
いう考えなのだろう」

GoogleはMicrosoftによるYahoo!の買収提案について、「厄介な問題を提起するものだ」
と指摘している。この買収が実現すれば、Microsoftにあまりに大きな力が集中し、乱用
されかねないからだ。これに対し、Microsoftは「この合併により、インターネット検索と
オンライン広告における強力なナンバー2企業を確立し、より競争的な市場を生み出せる」
と反論している。

また一部の投資家は、Yahoo!が資産を売却して独立性を維持しようとする可能性を指摘して
いる。例えば、Yahoo! JAPANなど系列企業の少数株約140億ドル分を売却するなり、
あるいは会社の一部を売却するなりといった方法だ。だが情報筋によると、Yahoo!は今の
ところ、会社の分割を第1の選択肢とは考えていないようだ。Yahoo!とGoogleとの提携も
含め、そうした選択肢はまた別のハードルをもたらすことになるだろう。どんな代替案に
せよ、Yahoo!は株主に対し、「Yahoo!の最近の株価に対して62％上乗せする」という
Microsoftからの提案以上に有利な選択肢であることを証明しなければならないからだ。
多くのアナリストは、Microsoftには必要とあらば買収価格を引き上げる覚悟もあると
予想している。

なお情報筋によると、Yahoo!に買収を提案する可能性がある企業としては、AT&T、
Comcast、News Corp.、Time Warner、Verizon Communicationsなどの名前が
挙がっているが、いずれの企業も現在、買収提案は検討していないという。

-以上です-
依頼を受けてたてました。

YahooがMSの提案のめないようなら、Web業界も終了だな

逆じゃないか？Web業界までMSに牛耳られたら終わる

しかしすごい寡占化が進むなこの業界…

アメリカの基本は、市場の１、２位企業を自国内に育て、これを継続保有することで、他国に対して優位性を保つ。

Intel, AMD
HP, DELL
Microsoft, IBM

>>4
検索をGoogle1社に独占されることについてはどうお考えでしょうか？
情報操作も思いのままですよ

MS＋Yahooになった方がマシだよな
GoogleがYahooと提携なんぞになったら、そっちの方がやばい

>>7
たかが検索シェアトップでそんなに問題があるか？
嫌なら他のサイトで検索すれば済む話だし。
それよりMSがトップの方が危ないだろ。
OSもWebも独占されたら何されるかわからない。
何でも自社規格で固めようとするからね。

Googleの思うつぼだなｗ

あほーの代表はマイクソが大嫌い、ググルは元は検索エンジンでの提携会社でアレルギーはない。

一方、禿バンクは、マイクソとはソフト流通で仲良し、ググルはアホージャパンではシェアを食われつつあるから大嫌い。

いま、アホーCEOの耳元で禿がマイクソの軍門へ下るよう誘惑中。

あほーの代表はマイクソが大嫌い、ググルは元は検索エンジンでの提携会社でアレルギーはない。
一方、禿バンクは、マイクソとはソフト流通で仲良し、ググルはアホージャパンではシェアを食われつつあるから大嫌い。
いま、アホーCEOの耳元で禿がマイクソの軍門へ下るよう誘惑中。

さっさと売っちまえばいいじゃんあんなの
ソフトバンクもついでに買ってもらえよ
MS携帯になーれ

オンライン広告市場はGoogleが独占しているのが現実。

どっちに買収されても競争力が落ちる

鉱業業界でも同じような流れが起きている
こっちの買収が成功したら一社がシェアの半分以上を握る恐ろしさ

禿バンクは野心家だからよっぽど高くないとM＄にアホージャパンの株を売らないよ

禿は日本アホー、中国百度、韓国NAVERの3つが提携してグーグルに対抗すれば
アジア市場はグーグルに勝てると昨日発言しているし
これは一理ある

Windows VistaのExplorerに不具合
VistaのAeroを長時間使用していると
メモリが消費しすぎてシステムがクラッシュする。
これがそれまでの動画

ttp://share.youthwant.com.tw/sh.php?id=23003335

Vista最強ww

アウトドアファッション「パタゴニア」が反捕鯨テロリストのスポンサーだったことが判明！
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1201938095/
テロ支援企業に対する不買運動にご協力下さい！

「取締役会は株主にとってYahoo!の
膨大な資産の価値を最大限に高めることを最重視しており、正しい判断を下すためには
ある程度の時間が必要となりそうだ」


感動的だ
日本の経営者から聞かれたことがない発言だ

Microsoftの天敵の民主党の大統領候補が決まる前にYahoo買収を決めたいが、民主党と深いつながりのGoogleが必ず阻止するのでこの買収は白紙。

ブルドックみたいに、企業価値を損ねるという理由で、拒否するわけにはいかないの？

446億ドルで「拒否」だから
MSによる買収はありえない

孫さんは米Yahooの株を何パーセント持っているんだっけ。