【ネット】新サービスが続々登場する韓国IPTV業界に「新勢力」も参入[01/30]

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1物質混入φ φ ★:2008/01/30(水) 13:13:57 ID:???
韓国でIPTVサービスを展開する3陣営に新勢力を加えた企業群が新たなサービスを続々と打ち出すなど、
活発な動きを繰り広げている。
新たに国会を通過した法案がコンテンツ強化の流れに寄与するなど、社会的な背景も見逃すことができない。
韓国IPTV業界の最新の動きにどのような意味があるのか、レポートする。


現在、韓国で行われているIPTVサービスは、Hanaro Telecom(以下、Hanaro)が運営する「Hana TV」、
KTが運営する「Mega TV」、LG DACOMが運営する「My LG TV」の3陣営だ。
いずれも自社のネットワークを持っている基幹通信事業者が、IPTVサービスを提供しているという状況にある。
競合サービスより多くの顧客を取り込むため、この3陣営が激しい競争を繰り広げている。


"三つ巴"で争う状況の中、Hanaroはこのほど、ウォルトディズニーとコンテンツ契約を結び、
Hana TVで、ウォルトディズニーによる映画やドラマなどのコンテンツを提供すると発表した。
この提携により、「パイレーツ・オブ・カリビアン」などのハリウッド映画はもちろん、
「グレイズ・アナトミー」などの人気ドラマもHana TVで放映されることになる。
実は現在、韓国では米国ドラマのちょっとしたブームが巻き起こっており、
こうしたコンテンツが小さくない人気を呼ぶことが予想される。
Hanaroはハリウッドの7大メジャー映画会社のコンテンツを全て提供できることとなる。
このことからも、HanaroがIPTVに大変な力を入れていることがうかがえる。

一方、KTはこのほど、検索ポータルの「Naver」を運営しているNHNと提携し、
Mega TV上でNaverによる検索ができるサービスを開始した。
「Naver すぐ検索」では、例えばMega TVで料理番組を見ている最中、
気になる食材が出てくれば、文字通り"すぐに"検索できる。
他の多くのネットユーザーが検索している検索語なども同時に表示されるほか、
検索結果として、PCでNaver検索をしたのと同じ検索結果だけでなく、
Mega TV内の関連VODのタイトル情報も見ることができるようになっているのも特徴だ。

NHNは今後、Mega TVに対し、子供用ポータルの「Jr.Naver」や、ゲームポータルの「Hangame」が
保有するコンテンツも提供する予定で、IPTV業界の中でも、その存在感を強めつつある。

韓国のIPTV市場はまだ初期の段階だが、それだけに顧客を呼び込むコンテンツやサービスが重視されており、
コンテンツホルダーとサービス提供事業者との提携の動きが活発に行われる背景となっている。

そうした動きの中、早速収益モデルを構築した企業が出てきた。
KTの子会社で、ポータルサイト「Paran」を運営しているKTHだ。
同社は比較的早くからIPTV関連事業に携わってきた企業の1つで、
映画をはじめとした映像コンテンツの版権を多く保有している。
同社の2007年の営業利益は20億ウォン(約2億2,590万円)となり、8年ぶりに黒字転換したが、
それにはこうした映像関連の版権による利益が大きく寄与している。

こうしたコンテンツ強化の動きにさらに追い風となっているのが、地上波放送のリアルタイム放送への動きだ。

>>2-5に続く)
マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/01/30/iptv/
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/01/30/iptv/001.html

依頼あり
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1200661562/640
2物質混入φ φ ★:2008/01/30(水) 13:14:41 ID:???
こうしたコンテンツ強化の動きにさらに追い風となっているのが、地上波放送のリアルタイム放送への動きだ。
この動きは、「インターネットマルチメディア放送事業法案(IPTV法)」が、
2007年12月末に国会を通過したことによる。
実際、これを実現するためには放送局やIPTV事業者、政府間による調整が必要だが、
まずは制度が先に整えられた状態だ。
テレビ番組をリアルタイムで見られるというのは、これまでVODのみ提供してきたIPTVに、
ニュース性を加えることにもなるので、コンテンツ強化の動きの追い風となることが期待されている。


そんなIPTV業界に最近乗り込んできたのが、ポータルサイトの「Daum」を運営するDaum Communicationだ。
同社は、Microsoft KoreaとセットトップボックスメーカーのCelrunと
MOU(Memorandum of Understanding、了解事項覚書)を締結。
「オープンTV(仮称)」というIPTVサービスを提供していくと発表した。


オープンTVの最大の特徴は、既存のIPTVのようにVODなどの映像サービスが受けられるだけでなく、
通常のPCと同様に、インターネットも利用できるという点にある。
さらに受像するデバイスも、テレビに限らず、PCやUMPC(Ultra-Mobile PC)など、多様に対応するとしている。
また、「Xbox 360」を、セットトップボックスとして使えるようにもするとしている。
これらの特徴を考えると、"オープン"の名の通り、まさにあらゆるものに開かれた
サービスにすることを目的としていることが分かる。
MOUを締結した3社は、2008年の第2四半期にも、プレサービスを開始したいとしている。

ただし、オープンTVの運営企業には、他のIPTVサービスとは異なり、
自社のネットワークを持つ基幹通信事業者が含まれていない。
そのため、現在議論されている「IPTV施行令」において、基幹通信事業者からネットワークを
制度的に借りられるようになることが、サービス提供開始の条件の1つとなる。

だがもしそうなったとしても、ネットワークを借りる対価として、
通信事業者へ莫大な金額を支払う必要が出てくる点が憂慮されている。
ここまで来ると、Daum側が通信事業者とうまく話をつけることに期待するしかないだろう。

また前出のHanaroに関しては、携帯電話事業者のSK Telecomが買収手続きを進めている。
今後、SK TelecomがHanaroの経営権を完全に握ることとなれば、ポータルサイト「NATE」や
SNSの「サイワールド」などを運営するSK Communicationsなどが所属するSKグループも、
IPTV業界に参入してくることとなるだろう。

市場自体がまだ成熟していないだけに、動きが激しい韓国のIPTV業界。
国境を越え、さまざまな企業を巻き込んでの競争が今後も展開されそうだ。

(以上)
3名刺は切らしておりまして:2008/01/30(水) 13:15:18 ID:RaZPK80x
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4名刺は切らしておりまして
なぜこのネタでスレ建てるんだ?