【食品/長野】「信州黄金シャモ」の味にばらつき、県が生産者指導 [08/01/29]

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1やるっきゃ騎士φ ★:2008/01/29(火) 11:21:49 ID:???
県がブランド化を目指している鶏品種「信州黄金シャモ」について、飼育の統一基準で
飼料成分を定めていなかったため、流通業者などから味のばらつきを指摘される事態となり、
新たに飼料成分の基準を加えていたことが28日、分かった。学校給食などの残渣(ざんさ)
を飼料にしていた事例があったためで、県は食品残渣を使っていた4業者に改善を求め、
うち3業者が飼育から撤退した。

生産業者によると、バイオ燃料の需要増に伴い、通常の配合飼料の価格(1トン当たり
5万-6万円)は1年前より1万円程度高騰。養鶏業に新規参入し、循環型社会を意識して
食品残渣を使っていた?とする業者側からは「なぜ初めから基準を設けなかったのか」
といった不満も出ている。

信州黄金シャモはシャモと名古屋コーチンの配合種で、県が2005年度に開発。
県畜産試験場(塩尻市)が交配してひなを生産業者に出荷しており、昨年末時点で14業者が
生産している。県は06年度に約1万羽を出荷、本年度は約2万羽の出荷を見込んでいる。

県畜産課によると、県内を中心に本格的な流通が始まった昨年度、流通業者や飲食店から
「味にばらつきがある」「鶏の大きさがばらばら」との指摘が複数寄せられた。

県が生産者や流通業者とともに調べたところ、トウモロコシや豆類、ぬかなどを混ぜた
配合飼料に比べ、学校給食やホテルなどの食品残渣を飼料にした場合の味の評価がかなり
低かったという。

このため県は昨年10月、飼育の期間や方法などを定めた統一基準を改定。飼料の項目を
追加し、「ふ化後3週間まではタンパク質が20・5%以上で、1キロ当たりの
代謝エネルギーが3000キロカロリー以上含む飼料を与える」などとした。
一般的な食品残渣を使った飼料では、こうした成分は一定に保てないという。

県の指導で配合飼料へ切り替えた北信地方の業者は「餌代と環境の両面で食品残渣の利用は
重要だ。県は残渣の処理方法を考えるなど、飼料として使用を認めていくべきだ」と主張する。

一方、従来から配合飼料を使っていた中信地方の業者は「食品残渣は成分が不明で、使用
が難しいのは畜産業では常識」と指摘。その上で「畜産のノウハウがない新規業者に、
最初から指導を徹底しなかった県に責任がある」としている。

県畜産課によると、全国でブランド化されている鶏で食品残渣を利用している例はないという。
中村倫一課長は「当初飼料の基準を定めなかったのは、黄金シャモの生産実績がなく、これほど
味にばらつきが出るとは予想できなかったため」と説明。「市場から安定した評価を
得るまでは、食品残渣の使用は認められない」としている。

ソースは
http://www.shinmai.co.jp/news/20080129/KT080121FTI090013000022.htm
信州黄金シャモ
http://www.shinmai.co.jp/news-image/KT080121FTI0900130000221.jpg
依頼を受けてたてました。
2名刺は切らしておりまして:2008/01/29(火) 11:24:35 ID:z0ENUoTJ
エコフィードみたいに規格化、調整された物ではないらしいね

まぁ食品残渣を使った方がエコっぽいけどw
3名刺は切らしておりまして:2008/01/29(火) 11:51:47 ID:9uZTz0S5
ブロイラー混ぜたらばるわな
4名刺は切らしておりまして
どんな鶏も餌と環境次第よ