【通信】米700MHz帯競売、入札額が37億ドルに [08/01/28]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1きのこ記者φ ★
米連邦通信委員会(FCC)が主催する政府所有の無線周波数帯競売で、
2日目の入札額は37億ドルを超えた。
しかし25日には、公衆安全機関と共有しなければならない注目の周波数帯ブロックの
新たな入札者はいなかった。

初日である24日の27億8000万ドルよりも多い37億ドルは、今回競売にかけられている
5つの周波数帯ブロックへの入札額としては最高だ。
米連邦政府はこの競売で最終的に、合計100億ドル以上を得られる見込みだ。
しかし、競売のルールで公衆安全機関との共有が義務付けられている全米規模の
「D」ブロックに対する新たな入札はなく、24日の4億7200万ドルの入札が依然有効となっている。

Stifel Nicolausのアナリストらは、Dブロックの周波数への新たな入札者は現れるかもしれないが、
FCCがこのブロックに設定していた最低落札価格を得られる可能性は「低くなる」と指摘する。

今回の競売への参加を認められた企業には、大手キャリアのAT&TとVerizon Wirelessのほか、
インターネット企業Google、Echostar Communications、Cablevision Systemsなどの新たなライバル候補も含まれる。
FCCの規則の下、競売がすべて終わるまで入札者の身元は伏せられる。

アナリストらは、大手キャリアはこの新しい周波数帯を使えば、携帯電話経由の
ブロードバンドアクセスや、ノートPC向けワイヤレスブロードバンドなど、高度なサービスを提供できると語る。
Verizon WirelessはVerizon CommunicationsとVodafone Groupの合弁企業。
入札は28日朝に再開される。競売は数週間、あるいは数カ月かかる見通しだ。

同じく全米規模の「C」ブロックへの入札は、25日に17億9000万ドルを超えた。
24日の12億4000万ドルを上回る額だ。入札額がFCCの設定した最低落札額47億ドルを超えた場合、
このブロックをすべてのデバイスとソフトに開放することが義務付けられている。
このほか競売にかけられている周波数帯ブロックとしては、地域向けの「A」「B」がある。
最後の「E」ブロックは、一方向データ転送に限定されているので、それほど有用でないと考えられている。

これらの700MHz帯の信号が重要なのは、遠くまで届き、厚い壁も通り抜けるからだ。
この周波数帯は、テレビ局が2009年初頭にアナログからデジタル放送に移行するのに伴って返還されるもの。
この周波数帯の競売は、新たな入札が行われなくなったら終了する。

Dブロックあるいはほかのブロックの最低入札額に達した入札者がいなかったら、
FCCは再入札を実施でき、おそらくは入札条件を一部緩和するだろう。
Dブロックへの入札者がいなかったのは、信用収縮で企業の資金調達が難しくなり、中小企業が
入札できなくなっているためかもしれないと、業界アナリストは指摘する。

Dブロックの主な入札者となる可能性があったFrontline Wirelessは先に脱落した。
同社は理由を明かしていないが、アナリストは資金不足のためだとしている。

ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/28/news063.html
2ガムはロッテ チョコもロッテ:2008/01/28(月) 22:12:10 ID:wf0/X4pg
日本の電波使用料も公正な競争入札にして、財源に充てるべき。
今はキー局が優遇されすぎて不当利益の現状にある。
3名刺は切らしておりまして:2008/01/28(月) 22:12:58 ID:FGv4Cud0
放送利権に 雌 を

4名刺は切らしておりまして:2008/01/28(月) 22:14:19 ID:bE3T7bkq
回折するから使いやすいんだろーなー。
5名刺は切らしておりまして
なんか一般人の知るところのない世界トップ達の密談会て感じだな