【書評】亜玖夢博士の経済入門　[著]橘玲 [1/23]

★亜玖夢博士の経済入門　[著]橘玲
■理論も学べる破天荒な物語
４頭身の頭部、さらにその半分が額で、白髪を伸ばした異形のシルエット。それが歌舞伎町風俗街の
雑居ビルに研究所を構える亜玖夢（あくむ）博士だ。「相談無料。地獄を見たら亜玖夢へ」というチラシに
誘われて来るのは、学生ローンで首が回らなくなった若者、闇社会の商売で崖っぷちにたたずむ
極道、“奇跡の水”販売にいそしむ男ら、資本主義社会の漂流者たち。多重債務、利権抗争など、
彼らが陥ったドツボから、カーネマンの行動経済学、ノイマンのゲーム理論といった、先端の
経済理論が学べる、というサービス精神にあふれたビジネス書もしくは小説だ。

構成は１話１理論で５編。たとえばマルチ商法の当事者、満留知羽丸（まるちはまる）は「南極のペ
ンギンに氷を売る」と豪語する男。座右の銘は「他人よりすこしでも早く始めること。誰も開拓していない
市場を探すこと。ピラミッドの頂点を目指すこと」と、どこかのビジネス書で聞いたような言葉。そんな
人間が破滅に向かう姿を見ても、亜玖夢博士は救いの手を差し伸べたりはしない。彼はただ「症例」を
観察し、興味のおもむくまま「劇薬」を投じ、事態の推移から「チャルディーニの社会心理学」を
確認するだけ。「劇薬」として登場する少女マンガキャラの美少年や、あやしい中華料理店主らが、
かきまわす物語には破天荒な面白さが満点で、同時に、うさんくさい「経済」に対する著者の鋭い
洞察も味わえる。

[評者]清野由美（ジャーナリスト）
[掲載]2008年01月20日
http://book.asahi.com/business/TKY200801220244.html

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経文白書

『マネーロンダリング』の著者か

このおっさんは苦労人だからな
まっとうなこと言いながら毒も吐く

本なんてどうでもいいから俺の資産を年20％で運用して欲しい

ＮＨＫあたりでマネーロンダリング、ドラマ化しないかな。

>>7
つい先日身内がインサイダーやったばかりだから無理じゃね
仮にドラマ化しても理解できる視聴者が限られる

テラクダラナス・・・
オリジナルの事件をそのままノンフィクションにしたほうが
よほど受けがいいだろうにｗ

ビジネス板だぞ此処は　書籍系の板でやれよ　宣伝市ね

なんというC組の魔女

またぽにぱにかよ。

>>6
よし、俺に任せろｗ

このスレに釣られて注文して買っちまった。
さっき届いた。

亜玖深音？