【金融】高値続く商品相場:米景気不透明感、金などに投機資金…市場規模10倍に [08/01/21]

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1明鏡止水φ ★
 ニューヨーク・マーカンタイル取引所の金先物相場で取引の中心となる2月渡しが2008年に
入って史上初めて1オンス=900ドルを突破するなど世界の商品相場で高値が続いている。
サブプライムローン問題で米経済の先行きなどに不透明感が強まったことから、株式市場から
逃げ出した投機資金が金などの商品市場に流入しているためだ。

 原油先物も年明けの1バレル=100ドル超の水準からは下げたものの依然として90ドル近辺の
高値圏での取引が続いており商品全般の高値と相まって世界経済に与えるマイナスの影響が
懸念される。

 ▼市場規模10倍に

 業界関係者によると、02年に1兆5000億円にすぎなかった世界の商品市場への資金流入は
06年末には約14兆円と10倍近くに急拡大。現在も流入量は伸び続けているとみられる。

 特にドル安基調の米国では「原油高などからインフレによる資産目減りを回避する手段
として、投資家が金などに注目」(米市場アナリスト)している。

 8日のニューヨーク金先物相場で一時、1オンス=879・40ドルをつけ、1980年1月以来
28年ぶりに最高値を更新。その後、1オンス=900ドルを突破、高値圏での取引が続いている。
「商品相場の値上がりにつながる要素がそろっている」と指摘するのは投資情報会社
オーバルネクストの主任研究員井上秀之氏。1000ドルを目指す展開もあるとみる。

 ▼東京も同じ流れ

 こうした事情は東京市場も同じだ。東京工業品取引所では年明け以降、金先物の指標限月が
1984年3月以来、約24年ぶりの高値水準に上昇した。

 「世界の株式市場の中でも日本株の不振が際立つため、国内の個人マネーが行き場を失って
商品に流れ込み始めている」(住友商事金融事業本部の鈴木直美アナリスト)との見方も出ている。

 金を盛んに買っているのはインド、中東、中国。こうした新興国は高成長が見込まれるため
買い意欲は旺盛。原油と違って金は米景気減速の直接の影響を受けにくい。今年始まった
ばかりの中国での金先物取引が過熱、高値が続いていることも金が買われている要因、との
指摘もある。

 ▼穀物と「温暖化」

 穀物相場でも同様だ。新興国での需要の伸びに加え、地球温暖化対策でバイオエタノールの
導入を進める米国政府の政策の影響が大きい。原料のトウモロコシは需給逼迫(ひっぱく)感が
強く、大豆もトウモロコシへの転作ブームで収量の減少懸念が浮上。シカゴ市場の大豆は
今年に入って、34年半ぶりに最高値を更新。小麦は昨年12月に最高値をつけた。(共同)


▽News Source TOKYO Web 東京新聞 2008年1月21日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2008012102081088.html
▽NYMEX.com
http://www.nymex.com/
2名刺は切らしておりまして:2008/01/21(月) 23:27:01 ID:QfO+LuYj
ここで日独両政府保有の全米国債売却したら止め刺しますか?
3名刺は切らしておりまして:2008/01/21(月) 23:34:28 ID:rvEoL6Nl
金の暴落
まだぁ〜?

4名刺は切らしておりまして:2008/01/21(月) 23:40:05 ID:eL+rvDn9
株買わないんだから金を買うしかねーもんなw
5名刺は切らしておりまして:2008/01/21(月) 23:42:58 ID:e1x2YCK6
金暴騰祭と聞いて来ました
6名刺は切らしておりまして:2008/01/21(月) 23:51:52 ID:D8zBE6cY
金の暴落は当分先だわ。
インフレなら上がる一方だし。
7名刺は切らしておりまして
やっぱり最後は金ですね
中性子星が爆発したとき意外精製されない金属だけはある