【環境/交通/フランス】いつでも乗り降り自由! カート型電気自動車レンタル[08/01/17]
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やるっきゃ騎士φ ★:2008/01/17(木) 19:15:43 ID:???
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パリで乗り降り自由なレンタサイクルのサービス、ヴェリブ(Velib)がスタートして半年たち、市民の足
として活躍している。フランス南西部、ボルドーから1時間ほど北に向かった港町ラ・ロシェルでは、その
“車バージョン”がある。フランスで初めての、乗り降り24時間自由なレンタカー・サービス「リーゼレック
(Liselec)」である。使われているのは環境にやさしい電気自動車。資源の枯渇や排出される二酸化炭素の
地球への影響が話題の今、市民の環境への意識を高める役目も担っている。2007年9月9日、「車なしの日」
と呼ばれる日から、新しい電気自動車「GEMカー」を試験的に1台、リーゼレックのシステムに導入し
市民の反応をみている。GEMカーはクリーンで静かな、4人乗りの小型カート。市民の手軽な足として
注目を浴びている。
港町ラ・ロシェルは、高級リゾート地として有名なレ島(ile de Re)をいだく、風光明媚な観光地だ。
車やトラムの会社や工場があり、機械産業分野も発達している。そのためか、環境保全を町をあげて
行っていることで有名だ。
2007年9月からリーゼレックに導入された「GEMカー」は、ゴルフ用のカートと乗用車を掛け合わせた
4人乗りの電気自動車。平均速度は時速40km、1回で走れる距離は50kmほど。速度や馬力はないが、
身軽なGEMカーは、街中を動き回るには快適だ。ラ・ロシェルのような地方都市の街中で短い距離を
移動するには、通常の乗用車よりGEMカーのほうが便利。道の狭い“中世の街中”を移動するには、
カートタイプの方が小回りがきく。免許は必要だが、運転は通常の乗用車より簡単。スピードもあまり
出ないので、普段車に乗らない人でも気軽に乗れる。ドアもないので、乗り降りも楽で早い。
エコロジーへの関心が高まるご時世で、空気汚染しない車を使っているという気持ちの問題もある。
ラ・ロシェルでは今後、2008年夏に向け、市民の反応をみながら、リーゼレックにGEMカーを増やして
いく予定だ。
人口が7万6500人の中堅都市ラ・ロシェルは、夜になると公共交通網が極端に不便になる。バスや
タクシーもあるにはあるが、地元の人は主に車を使って移動する。しかし、リーゼレックのサービスを
利用すれば、必要なときだけ車を使え、高くつく維持費や保険代もかからない。自家用車ように、
値段がどんどん高くなり頭を悩ませるガソリン代もかからない。しかも、ラ・ロシェル近郊の
公共駐車場には無料で駐車できる。環境だけでなく、お財布にもやさしいシステムだ。
続きます。ソースは
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/080117_liselec/ http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/080117_liselec/index1.html http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/080117_liselec/index2.html
-続きです-
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リーゼレックは年間会員制システム。月々5.50ユーロの会費を払い会員証を手に入れれば、24時間、
どの時間帯でも電気自動車をレンタルできる。会員になるには、まず、街の中心にあるリーゼレックの
登録事務所に免許や必要書類を持って、ICチップ入りの会員カードをつくるだけだ。
レンタルする手順はこうだ。ヴェルダン広場、図書館前を含む、市内に7カ所ある完全無人拠点(駐車場)
に、合計で50台の電気自動車が用意されている。それら7カ所の駐車場どこからでも、後部に緑の
ランプがついている車を選ぶのみ。
車に乗ったら運転席と助手席の間にある「Aボタン」を押せば発進する。返却も簡単だ。都合のよい
駐車場に車を停め、ドアを閉めるときはAボタンの横にある「Fボタン」を押してから、ドアを閉め
最後にカードリーダーに会員カードを読み取らせるだけだ。後部のランプが緑になったら返却完了。
通常のレンタカー会社みたいに、カウンターに並び、クレジット・カードを提示、署名をし、返却時に
ガソリンを入れ、最終確認をするような手間は一切かからない。現在は350人以上の会員がいるそうだ。
車両への電気供給やメンテナンス、駐車場の管理は、すべて中央管理センターで行う。レンタル乗車
した時間とキロ数によって料金を算出。請求書を月末に利用者へ送る仕組みだ。利用料金は例えば
5km走ると2ユーロ。たまにしか車を必要としない人や旅行者は、1回乗るごとに利用券を購入する
「オウトプリュスAutoplus」も利用できる。2008年は車両の状況を24時間体制で管理して、利用者が
予約もできるようになる。
環境保全の機運に先鞭をつけたのが1971年から1999年までラ・ロシェル市長だった
ミッシェル・クレポー(Michel Crepeau)氏だ。同氏は、1981年から2年間、フランスの環境大臣も
務めた。市長在職中に環境にやさしい街を目指して、いくつかの前衛的な施策を実現した。
-続きます-
-続きです-
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パリでヴェリブの計画が始まるずっと前、1976年からすでにラ・ロシェル市は無料レンタサイクル
(2時間以降は有料)を開始している。「黄色い自転車」が町中に現れ、今も市民の足となっている。
また、1997年9月9日に「車なしの日」をフランスで初めて設定した。毎年この日は、車は市街に
入れない。人々は自転車、ローラーブレード、徒歩と他の移動手段を使う。おかげで、その日の
空気中の二酸化炭素率は半分になり、騒音も通常よりずっと低くなる。まわりに車がない生活の
安全さや快適さを一時的に体験でき、評判も上々だ。フランス全土やヨーロッパ諸国、世界にも
広がり、現在は約1900もの都市が「車なしの日」を実施している(「車なしの日」でもGEMカーは
利用できる)。
クレポー氏の提案で、1986年から、排気ガスを出さない電気自動車を公共車両に導入した。
電動スクーターと電気自動車のレンタルも1995年に始めている。その流れで1999年、市近郊で
乗り降り自由の「リーゼレック」が始まったという経緯がある。
GEMカーの本格導入は2008年7月に予定している。環境保全に熱心なラ・ロシェルの街に今後、
GEMカーをたくさん見かけるようになるだろう。ヴェリブで大成功を収めたパリも、リーゼレックと
同じような乗用車バージョンを2008年末までには導入すると発表している。
ラ・ロシェルがモデル都市となることは間違いない。
-以上です-
画像は
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/080117_01.jpg http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/080117_02.jpg 依頼を受けてたてました。
4 :
名刺は切らしておりまして:2008/01/17(木) 19:21:37 ID:rA4RznfU
(=^・^=)
5 :
名刺は切らしておりまして:2008/01/17(木) 19:22:45 ID:xMFOkeM4
4レス目ゲット!
って書いて5レス目とか6レス目とかだったら
つっこまれるんでしょ!?
ハァハァあのニュースとかで有名なにちゃんねらーって人に
つっこまれるんでしょ?凄い楽しみです!
ゴルフ場かよ
7 :
名刺は切らしておりまして:2008/01/17(木) 19:29:36 ID:gjGwLNQM
ゴルフカートじゃん
8 :
名刺は切らしておりまして:2008/01/17(木) 20:45:01 ID:ljI80ER1
電動原チャリ作れよ
気候が温暖で観光地ならアリかと。
10 :
名刺は切らしておりまして:2008/01/17(木) 23:15:19 ID:U6xdz91h
面白そうじゃん。
日本でもやればいいのにな。
11 :
名刺は切らしておりまして:2008/01/18(金) 00:15:06 ID:SCHDcp8F
大阪だったら全部盗まれるな。
交通量の多い道路だったら乗りたくないな。
観光地で、車はこれ以外禁止、とかだったらアリかな。
13 :
名刺は切らしておりまして:2008/01/18(金) 01:11:17 ID:IyUOzN+F
電動カートは荷物の多い人、老人、障害者、妊婦に限定して、ペダル漕げる椰子は自転車にすると、ついでにメタボ対策にもなる。
レンタカーの時代か
15 :
sage:2008/01/18(金) 01:22:13 ID:Z0tF1ABP
日本は行政の規制が多すぎて何もできない
しかも相変わらずの縦割り状態
このまま没落していくしかないのか?
くだらない民間駐車監視員による取締まり取立てをやるより
道路をもっと広く使う作る工夫ができなかったのか?
バイクや自転車の駐輪場の無さや創意工夫の無さが空しい
根本的な解決は・・・このままできずこの国は終わってしまうのだろうか
16 :
名刺は切らしておりまして:2008/01/18(金) 02:14:04 ID:ckUleRGj
なんでフランス車は実用的な車でもお洒落になるんだろう
17 :
名刺は切らしておりまして:2008/01/18(金) 03:16:39 ID:4PNfAWbd
>>16 世界中から憧れられる国と
OECD国の中でTOP最低レベルの観光客しか来ない国の差ですね
まぁ最近は日本もビジットジャパンキャンペーンで増えているみたいですが・・・。
18 :
名刺は切らしておりまして:
GPL車はどうなった?