【林業】1兆円超の返済に赤信号 国有林野、見通し甘過ぎ[08/01/12]

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1やるっきゃ騎士φ ★
[1/2]
国有林野事業特別会計が抱える約1兆3000億円の累積債務について、新たな税金は投入せず、
平成11〜60年度の50年をかけて木材や不動産の売却による自己収入で完済していくとした
林野庁の目標に、早くも赤信号が点滅し始めた。

同庁の木材市況の見通しが甘過ぎ、自己収入は初年度から5年間の予想額に対し実績は76%の
約2900億円、16〜18年度では49%の約1300億円まで落ち込み、既に一部の元本返済が
滞っている。

林野特会は21年度に廃止、22年度から天然林管理や治山事業を担う林野庁(一般会計)と、
同庁から人工林整備や木材販売を受託する新設の独立行政法人に分割されるが、同庁は今のところ
「木材販売の収益を累積債務の返済に充てる方式に変わりはない」としており、厳しい経営状態
が続く見通し。

一方で「独立採算」を基本とする特会に比べ、一般会計では事業収支の実態が見えにくくなりかねず、
この機に乗じて、税金の再投入で借金を減らす“苦し紛れ”の計画見直しが図られ、国民が負担を
押し付けられる可能性もゼロとは言い切れない雲行きだ。

赤字続きの林野特会は、10年度に政府の資金運用部資金(現在の財政融資資金)からの借金
が約3兆8000億円まで膨張。11年度から約2兆8000億円を国の一般会計に移し、
残り約1兆500億円と新たに民間金融機関から借り入れた約2300億円の1兆3000億円近い
負債を、自己収入で返していくことになった。

林野庁が公表した長期の収支見込み通りなら、自己収入は11〜15年度の年平均780億円
(このうち木材など林産物収入400億円)から、56〜60年度の同1440億円(同1340億円)
まで右肩上がりで増加。元本返済は、民間分が16年度から15年間で、国庫分も26〜60年度で
終了するはずだった。利子は一般会計から支払う。

続きます。ソースは
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080112/plc0801121737005-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080112/plc0801121737005-n2.htm
2やるっきゃ騎士φ ★:2008/01/13(日) 10:04:51 ID:???
-続きです-
[2/2]
ところが自己収入は初年度を除いて見込みを下回り、17年度以降は目標の半分にも達せず、民間分は
借り換えを繰り返すだけで元本返済はいまだ始まっていない。金利が低い民間金融機関への借り換えを
含めた国庫分も「木材価格の低迷が続けば26年度からの元本返済は厳しいだろう」(財務省)とみられる。

林野庁国有林野部は収支見込みについて「あくまで試算でしかなく(国民や国会に約束した)計画では
ない。木材価格の下落などで前提が変わり収入の内訳に変化はあるが、人件費削減などは進めている」
としている。

だが同庁内部にも「木材が何倍にも高騰することは考えられず、国有林は計画的に切るため大量伐採による
増収も期待できない。もともと無理な計画だった」(幹部)との見方があり、今後、国会などで明確な
説明を迫られそうだ。

【元林政審議会会長の木平勇吉東京農工大名誉教授の話】 国有林野事業は、木材が売れず、労賃が高いので
事業収益を伸ばせない。小手先で職員宿舎の敷地なども売ってきたが、国民の財産を現金化しただけで
根本的な対策になっていない。事業を独立行政法人として企業化しても、利益が増えるわけではない。
事務経費と人員を削減するしか手だてはないが、それでは単年度の収支改善が精いっぱいのレベル。
今の状態で、借金を返すというのはどだい無理な話だ。

-以上です-
依頼を受けてたてました。
3名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:08:36 ID:QxqQv1gF
2010年には、国の累積債務1000兆円突破は確実だな。
4名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:08:51 ID:pPK/olv2
責任者出てこ〜い!
5名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:13:28 ID:o2CI526j
自己収入は林野庁職員がおいしくいただきました。
6名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:13:41 ID:bQS/RJtz
杉植林事業がアレルギー患者の大量発生を産み、
広葉樹ばかりだった日本の山林に針葉樹の杉を
植え替えたことで土壌の保水能力を大幅に下げさせて
河川氾濫や災害の元になった。
また山林の農家の荒廃を生む原因ともなった。
当時推進していた官僚は末代まで呪われろ。
7名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:15:41 ID:xjj/PAQP
国営原野商法
8名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:15:43 ID:lb3ULB1j
元々山の経営は難しいんだ。
役人の仕事ぶりでは無理だわな。
代々の山持ちの家には、「家訓」として山の経営に関する秘伝があるところも少なくないらしい。
9名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:16:53 ID:1vaYojAu
はいはい国有林保護国有林保護
はいはい国債印刷国債印刷
10名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:19:09 ID:fVZuqJNb
こりゃもう国債の返済無理だな
詰んでる
11名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:19:33 ID:pqTN8jXm
退かぬ、媚びぬ、省みぬ、お役人様は前進あるのみ!!
12名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:19:33 ID:pPK/olv2
飛行機から見ると、あちこちで山が壊れてるよね。
13名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:24:21 ID:3tmmsDBh
山梨、長野地区の国有林
JR倒壊が一杯買ってくれるだろうから
へんな注文付けないで、さっさと売れよな!
14名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:27:36 ID:hIf4DuSe
>>10
お金は刷れば終わりだから、問題無い
早く、1000兆刷っちゃえよ
これで、チャラじゃん
15名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:27:58 ID:k+2iFGe1
全然人目につかないところで林道とか意味不明な開発を結構沢山していますよね
業者からいか程のバックマージンが貰えるのか知らないけど日本を食い潰すつもりですか?
防衛省の次は貴方たちだと思っています。
16名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:28:06 ID:9tw37xd4
林野庁の職員全員クビで 人件費でもどせよ
17名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:29:44 ID:mZ21rIDD
大赤字を出した省庁の役人の給料を下げれればいいのに。
高給にしないといい人材が集まらない、ていう反論は受け付けない。
18名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:33:01 ID:P+6c7Ydm
杉伐採して広葉樹に植え替えろよ。山が美しくない
19名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:33:24 ID:wrQiOlMr
2000兆円になっても、まだまだ大丈夫だと説得する自罠党
20名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:34:49 ID:lb3ULB1j
>>11
(解説)
生家はむしろ貧しい人の方が多いくらいだが(サウザーはみなし子)、プライドは
驚くほど高く、そもそも同格の階級を認めないため闘い方にムリがあり、よって
体の急所が常人と異なるなど究極のウソを吐き続けることで敵を欺き、勝ち続けて
きた帝王学。
21名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:35:39 ID:fw9SjJiL
>>18
冬寂しくならないか?
22名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:41:01 ID:CbJqUqEi
>18
お前は花粉が嫌なだけだろw
23名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:44:58 ID:DNT1FQg8
自民党・・・
なにやっとるんだ
24名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:51:34 ID:bQS/RJtz
>>22
>>6
過去の杉植林事業が地方の崩壊の原因の一つにもなっていることも知らんのか。
広葉樹から取れる山の恵みがなくなった事で山野の農家や収入を失うことになった。
また元々の日本の自然に反する木を植えたことで保水力の低下を招き、ダム建設で
更に金を無駄遣い。
どれだけ荒廃させれば気が済むんだ。
25名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:52:32 ID:b5oL7ke4
勝手に山入ってきのこ取ってく民間人から金取れよ、やつらゲートの鍵とか持ってるし悪質極まりない。
26名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:52:55 ID:gXH8XWI5
我が家は四国の山林所有者だが、この50年伐採してないぜ。輸入材が高騰する
まで我慢してインフレ時の一気放出を狙ってるんだが、今は間伐もしないで花粉
アレルギー製造所になっちまってる。。
27名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:54:53 ID:b5oL7ke4
一部で広葉樹植林やってるよ、すずめの涙だけどね、
針葉樹のように植林技術が未だに確立してない。(一部樹種除く)
28名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:57:31 ID:CbJqUqEi
>24
国有林に何を植えようが農家の収入に関係なさそうなんだけど?
民間人の農家が国有林で栽培してたの?
29名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:57:38 ID:utflosIy
木材って、今かなり値上がりしていて、輸入木材より国産木材の方が割安になってると聞いたが
金にする努力と手間を惜しんでいるだけじゃないのかな
30名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 10:58:24 ID:P+6c7Ydm
>>21 冬はあれはあれで趣があっていいよ。新緑とか綺麗じゃないか
>>22 それもある
31名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:00:40 ID:bQS/RJtz
>>28
無理やり杉を植えたことで生態系が狂ったんだよ。
加えて、杉一本やりで多様な収入を得る機会を失ってその宛ても外れた。
だから、山野で農業を営む人が激減して、荒廃が進んだの。
32名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:01:29 ID:b5oL7ke4
>>28
林家は農家が山を持っているといのが多い。
>>29
小規模林家が多くて、同じ口径の材を外材のように大量に揃えられない。
33名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:02:46 ID:bQS/RJtz
>>29
間伐の手入れをしないまま放置したから、不良な木材にしかならない。
残念ながら。
34名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:04:45 ID:b5oL7ke4
40年生カラマツ、1本400円でございます。
やってられるかってんだよ。
35名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:08:24 ID:m8K+hxbf
これは山間僻地の雇用対策でやってただけ。
誰も採算なんて考えてないよ。

あくまでも地方自治体支援の一環だ。
36名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:10:52 ID:0wYNGBlH
>>24
山の恵みで収入www
頭大丈夫?
37名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:12:14 ID:b5oL7ke4
そもそも広葉樹林(薪炭林)の需要がなくなったからこうなったわけで。
38名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:14:03 ID:bQS/RJtz
>>36
山林と一口に言っても循環しているのよ。
広葉樹の果物やら茸やら山菜やらあるだろ?
馬鹿には分からんだろうがな。
39名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:18:17 ID:0wYNGBlH
>>38
>広葉樹の果物やら茸やら山菜やらあるだろ?
価格が暴落するだけだなw
40名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:20:07 ID:CbJqUqEi
ID:bQS/RJtzがまともじゃないのは分かった
41名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:23:22 ID:lb3ULB1j
この間、スーパーへ行ったら、「樹水」とかいって白樺だかなんだかの樹水をワンカップ
みたいなビンに詰めて400円くらいで売っていたぞ。
買う人がどれだけいるのか知らんが・・・
42名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:23:52 ID:bQS/RJtz
魚でも特定の魚だけを取り続けたら、それを捕食する魚が餌を失って
激減し、特定の魚が捕食していた魚が天敵を失って激増して
生態系が狂うだろ。
無理に山林をいじればそういうことが起こるの。
それは巡り巡っていろんなところで自分自身に跳ね返ってくるって事くらい
馬鹿にでも分かると思うんだがな。

想像力のない人にいくらいっても無駄かも知れんけど。
43名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:24:49 ID:QrvOkKIf
>>37
「山の恵」が農業再生産に利用される、って循環は基本的には室町時代から昭和20年代までだよね。
昭和30年代以降は日本の農業のあり方が根本から変わってしまった。

林野庁の経営方針でどうなるという問題じゃないよ。
44名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:25:09 ID:0wYNGBlH
>>42
今度は生態系に逃げたかw
痛々しいからもうやめたら?
45名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:27:07 ID:MioSAjEA
農家にはそれ以上のばら撒きをしている ようは会計のマジック
46名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:27:26 ID:QrvOkKIf
正直林業は放棄でいいと思う。
放棄後数十年間は洪水発生確率が少々上昇するけど
リスクの範囲内。
47名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:28:45 ID:bQS/RJtz
>>43
だから、その杉植林事業が今の状況を生んだ元凶なんだよ。
48名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:31:37 ID:QrvOkKIf
>>47
広葉樹の使い道がなくなった以上、
林業と山村を守るためには
針葉樹林化→山の荒廃→ダム建設→土木雇用
ということで山村を防衛せざるを得なかったんだよ。
それで日本の山村の寿命を50年延命させた。

漏れも結果論からいえば
「50年前にきっぱりと林業を諦めて山村を放棄すべきだった」
と思っているけどね。
49名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:32:11 ID:JQavAPvz
>>46
杉価格が下がって山の手入れを放置した結果が今の状態じゃない?
これ以上放置したら山の肥沃な土壌も流れ去って禿山だらけになる気がする。
50名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:33:16 ID:QrvOkKIf
>>49
遷移に任せるしかないよ。
51名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:33:20 ID:b5oL7ke4
>>41
白樺樹液はほのかに甘い、結構好きw

>>43
だね、、、

日本は国土の2/3が森林、、世界の木材需給が逼迫したら>>26みたいなこともありえると思うんだけどね。。
52名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:34:22 ID:0wYNGBlH
まあ確かに杉植林事業が林野会計の大赤字の原因であることは
間違いないんだけど、だからと言って広葉樹林のままで山村が
豊かになったかというとそれも激しく疑問なわけで。
マンガ日本昔話あたりで思考止まってない? >誰かさん
53名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:35:30 ID:JQavAPvz
>>48
杉を植えたのは戦後木材の高騰に対処するために国有林の木を切りまくって、
代わりに育ちの早い木を植えたからって聞いたけど。
そういう背景もあったの?
54名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:35:31 ID:QrvOkKIf
>>52
広葉樹林のままだったら山村は40年前に終わっていた。
漏れは早く安楽死させた方が幸せだったと思う。
55名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:38:47 ID:b5oL7ke4
>>53
そうだね、当時は木材の安定大量供給が国有林の役割だったし、、
56名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:39:24 ID:b5oL7ke4
>>55
安定"低価格"大量供給です。
57名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:39:57 ID:0wYNGBlH
>>54
まあ今になって考えてみればその方がマシかも知れんね。
ここまで急激に都市化、工業化、世界相手の競争に巻き込まれるとも
思ってなかったから仕方なかっただろうけど。
58名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:41:38 ID:jOuR3/UO
全職員を派遣にしろ
59名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:41:48 ID:JQavAPvz
>>52
まあ広葉樹林のままだったら手入れ放っておいてもそこで循環が完結していたわけで。
人が住んで手入れしなくても問題はなかったんだけどね。
針葉樹林ほっとくといわゆる緑の砂漠ってやつになるし、災害のリスクが高まる。
あとこれは重要かどうか知らないけど生物の多様性確保ってやつも。

広葉樹林になったからって経済的に豊かになったかどうか疑問ってのは同意。
60名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:47:20 ID:bQS/RJtz
>>52
無理な植林事業を広めなければ、少なくとも今ほどは地方の崩壊は
進んでいなかったと思うね。
豊かになったとは言ってない。
多様な収入を得る機会を没収した事で、将来に禍根を残した。
またこれだけの浪費や大借金も残さずにすんだ。
いくら雇用や将来の収入のためだと言っても、結果的は逆の結果しか
産まなかったのだから、当時の決断が正しかったとは思えないな。
一度こういう荒廃した土壌にしてしまったら、元に戻すのは
並大抵のことではない。
61名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:50:17 ID:b5oL7ke4
>>52
里山(人が手入れてきた広葉樹林)なら人の手入れないとダメになっちゃうよ。
62名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:54:07 ID:QrvOkKIf
>>61
里山っていうのは農業の必要のために自然破壊された姿なわけで、
里山状態のまま里山を放置すれば極相林になる。

そうすれば保水力の点ではかえって強化される。
63名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:56:53 ID:VOEpHN2b
職員の退職金・年金で払えばいい
64名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 11:59:00 ID:b5oL7ke4
アンカミス>>61>>59
>>62
長期で手が入り続けた里山を自然と看做さないならそうなるか、、
極相林とか懐かしいなw
65名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 12:08:15 ID:JQavAPvz
>>61
そういうところもあるね。忘れてた。
ダメになるか安定するかは植えられた樹木の種類や、気候にもよるらしいけど。

そういうところは公共事業でなんとかするか、リスクは覚悟の上で放置するしかないんだろうなあ。
66名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 12:16:35 ID:EmoGmeoO
>>65
なあなあ、ダメになるって、実際にどうなるんだ?

それから、森林を維持するための公共事業って何だ?
67名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 12:26:45 ID:EmoGmeoO
返事が無いのぉ。
しょうがない。自分で調べるか。

日本の森林では、一次遷移・二次遷移に関わらず最終的には暗い環境でも定着が可能な陰樹が
徐々に優占するようになっていく。落葉樹林においてはミズナラ・ブナなどがこれにあたる。
森林の樹木群集がほとんど陰樹で構成されるようになり、
それ以降樹種の構成がさほど変化しない状態になったことを「極相に達した」といい、
極相に達した森林を極相林という。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
68名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 12:27:25 ID:h+TY//i8
やれやれ・・・
69名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 12:28:43 ID:b5oL7ke4
>>65
都市に近ければ流行?の環境教育と森林ボランティアとかが進んでやりそうだからいいけど中山間地とかだと大変そうだ。

>>66
たとえば昔肥料で使っていた落ち葉、回収しないと分解されずに林内に蓄積されて、樹木の種が地表に到達せず、新しい木が生えてこないといったことが起こり得る。
70名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 12:29:57 ID:EmoGmeoO
>>62
つまり、保水力と極相に達することに、相関は無いようだが。如何に。
71名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 12:30:46 ID:FUa+oh2a
>>66
何もしないと植生が偏ってもろい地層になる。
で、もろい地層になると大雨とかが降ったときに崩れて
水源を汚染したり、道路を潰したりする可能性がある。

そういうのをふせぐために崩れそうな斜面の緑化やコンクリで固める等の
公共事業が行われる。
72名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 12:31:15 ID:JQavAPvz
>>67
他のスレ見てた。
人の手が入ってると、土壌が乏しくなったりしてて正常な遷移がおこなわれないことがあるんだよ。
Wikipedia見るなら里山で調べてみるといいんじゃない?

公共事業ってのは災害のリスク減らしたりするために人雇って山の手入れしてもらうってこと。
73名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 12:33:06 ID:JQavAPvz
>>72
もちろんダムとかコンクリで固めるとかも公共事業だった。
74名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 12:41:02 ID:EmoGmeoO
>>69
>>71
>>72
レスありがとうございます。里山を調べてみます。
75名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 13:04:57 ID:EmoGmeoO
なるほど、ためになった。

つまり、何を目的とするか明確にしないと議論が食い違うな。
1. 保水力を最大化するのか?
2. コストパフォーマンス(利益ーコスト)を最大化するのか?
3. 土砂崩れなどの災害を防ぐのか?
4. 公共事業で地域の振興をするのか?

個人的には4番はねーだろって感じだな。
3番は、自然災害も自然のうちと考えるか、
防ぐべきであると考えるか違ってきそうだな。

現在、2番を真面目に考えているのはいないだろうから、
1番を最大化することを目的とした公共事業をやるべきでじゃないか?
76名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 13:11:36 ID:+TFoQjS6
>>61
当時の政策に逆らって針葉樹に植え替えなかった山村は限界集落になってない
よって人が住み続けるから問題ないよ

広葉樹から針葉樹に植え替え、収入途絶により限界集落へという大問題もあるんだ
杉が育てば儲かりますよ、と最近まで杉を育ててきた(杉が育つには時間がかかる)
当然収入がなくなるので補助金を出した(人工林にすれば出す)

そして杉が育ってみれば手入れする金さえ生み出せない、ただのクズ山になった
輸入木材の何倍もする日本の杉など採算に合わないわけで、どうにもならん

また人や機材が入れない急斜面とかにも植樹してしまって、そもそも商業化が無理というのも多々ある
補助金漬けの負の面が大きいな
77名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 13:18:55 ID:+TFoQjS6
>>75
国有林がこれだけ悲惨ということは、国民(農民)が持つ人工林も同様

それでどうするかで、待ったなしなのは人工林(杉林)そのもの
これが保水力の低下と植えすぎもあって山肌ごと崩落する地すべりを起こしている
そうなると水源も潰し水は上流から下流に流れるので川や海も汚染してしまう

また地すべりしたところは急速な自然回復を期待できないのでコンクリートで固めていくしかない
(周辺の杉林が連鎖的に崩落するのを防がないといけない)

この対策にすげー金と時間がかかるしコンクリで固めたところは二度と元に戻らない
もう庁や省の問題ではなく内閣府直轄でやるべき問題
78名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 13:38:23 ID:EWCW43QN
今後10年内に木材価格高騰ならあり得るんじゃね
79名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 13:39:02 ID:0wYNGBlH
2倍程度くらいじゃとても追いつかないなw
80名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 13:40:21 ID:15vbUEXR
杉林を最低限災害が起こらずに手間のかからない状態にする方法を研究してくれ。
81名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 13:44:13 ID:EWCW43QN
じゃあファンド組んで上場だな( ̄ー ̄)フフ
82名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 13:49:23 ID:vxk8sAUI
ここは過疎の進む山村だけど、去年から行政が個人の山の手入れを始めた。
老人所帯が多いからね。
資金は山村税みたいなのを作った。
そのための許可を、一軒一軒回って取ってたよ。
どこからも反対は起こらず、老人達は喜んでたよ。
83名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 13:50:06 ID:bQS/RJtz
結局、下手に手を入れたがために却って金のかかってしまう負の遺産に
してしまったという事。
山林だけでなく、人がより住みづらい土地に変えてしまった。
84名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 14:09:37 ID:b5oL7ke4
>>81
出資するわ、よろしくw
85名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 14:29:57 ID:VREpjYuj
財政管理ノウハウも含めてパッケージとして
中国に林業を教えることができたのに、
これじゃだめだろ。
日本人は自身が持っているソフトウェアを大切にしる!
86名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 16:09:45 ID:eO1ZuMYy
>>ID:0wYNGBlH

無知は黙っていろ
87名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 16:17:12 ID:eg2VgDEW
赤道の熱帯林の木材輸入を減らしていって
国内の植林地の木材に切り替えを進めることしかないな
88名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 16:20:00 ID:b5oL7ke4
そのうち高くて外材買えなくなるだろうしね、まあロシアがタイガを沼地化させるつもりなら話は別になるがw
89名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 17:10:15 ID:1hxA26DR
極相林か、たしかマヤ文明の跡地にはもともとの植生とは異なる樹木が
たくさん生えてるらしいね。亜熱帯に近い地域で森林を高度に管理していた
みたい。
まあほとんど野生化してるだろうし、考古学的価値しかないと思うけど
90名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 18:17:57 ID:Cp12vIgg
郵政よりこっちが先だったな。
91名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 21:29:12 ID:SWVxYJu/
見通しが甘いっていうか
1兆3000億になってもそもそも自力返済は最初から無理だって分かってたことだし、
これはほんとにいまさらだね。
林業が衰退してすでに4半世紀だ。そろそろ最後のラッパが吹かれる時じゃないかと。
92名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 22:39:58 ID:m8K+hxbf
>>75が上手くまとめているね

>つまり、何を目的とするか明確にしないと議論が食い違うな。
>1. 保水力を最大化するのか?
>2. コストパフォーマンス(利益ーコスト)を最大化するのか?
>3. 土砂崩れなどの災害を防ぐのか?
>4. 公共事業で地域の振興をするのか?
>個人的には4番はねーだろって感じだな。


1、2、3を同時に満たすのは、混合樹林になるようブナやナラ、クヌギなどの種を撒き、針葉樹だらけの今の状態から昔の状態に戻すのが一番だな。

でもそうすると4が満たされなくなるんだよね。
2にあるコストパフォーマンスがいいってことは、逆をいうとその地域にカネが落ちないってことだからな。

個人的にはあなたと同様4は論外と思うんだが、頑なにこれに反対する老人勢力も多いだろうなぁ・・・。
93名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 22:51:27 ID:QrvOkKIf
>>92
1と3は同時に満たすけど2には反するのでは?
人為的に広葉樹林に戻そうとすると結構な時間と費用がかかるはず。

それに会計処理場は現在の国有林の杉林は資産として計上されているだろうから
その資産価値がゼロになれば責任問題になる。
94名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 23:50:15 ID:m8K+hxbf
>>93
>1と3は同時に満たすけど2には反するのでは?
>人為的に広葉樹林に戻そうとすると結構な時間と費用がかかるはず。

混合樹林化は足尾銅山でやってるプロジェクトがあるけど、あれってそんなにコストがかかってるのかな?
ヘリ飛ばして種まいているだけだけど・・・
林業従事者を抱えて枝打ちとかさせるよりよっぽど低コストじゃない?

>それに会計処理場は現在の国有林の杉林は資産として計上されているだろうから
>その資産価値がゼロになれば責任問題になる。

どうせ今のまま赤字垂れ流しなら減損会計でほとんどゼロ査定だよ。
どっちみち同じこと。
95名刺は切らしておりまして:2008/01/13(日) 23:55:49 ID:KBNb9buO
いきなり自由化しすぎたら崩壊するよ。
輸入材関税上げるしかないんだけどな
96名刺は切らしておりまして:2008/01/14(月) 01:03:20 ID:b82QFdTm
この先、どう考えても木材不足になるんだから、今は頑張るしか無いだろ。
97名刺は切らしておりまして:2008/01/14(月) 01:06:07 ID:UeuajF1z
住友林業に買い取ってもらえば
98名刺は切らしておりまして:2008/01/14(月) 01:33:02 ID:6GO5gDH+
> 国有林野事業特別会計が抱える約1兆3000億円の累積債務について

特別会計も氏に始めたな・・・
99名刺は切らしておりまして:2008/01/14(月) 01:34:52 ID:wLnaTfeH
仕事中に出会い系で買春の書き込みをしてたのはここの職員だったかな
100名刺は切らしておりまして:2008/01/14(月) 01:41:24 ID:gY2sqEln
>>97
確か民間で一番日本国内での自社林の面積が広いんだよな。
101名刺は切らしておりまして:2008/01/14(月) 01:44:16 ID:ZQDMcI9D
1兆3千億円で上手い汁をすすった連中もいるんだろうに。
102名刺は切らしておりまして:2008/01/14(月) 14:30:45 ID:A3NxTAh3
なんだよ1兆の負債て
聞いてねえよ、どっからこんなでてきたんだ
103名刺は切らしておりまして:2008/01/14(月) 15:41:33 ID:EhmRN1to
かつて国有林から国庫に入った金はいくらくらいだ。
104名刺は切らしておりまして:2008/01/14(月) 15:45:17 ID:9hlyhpVN
戦後から独立採算&特別会計だが、、特会から一般に繰り入れってあるの?
105名刺は切らしておりまして:2008/01/14(月) 15:50:08 ID:C391Q5tc
住友林業のあれは宣伝のために森林持ってるんじゃないの?
106名刺は切らしておりまして
>>102
「三公社・五現業」って聞いたことない?