【漁業/富山】地引き網漁打ち切り、黒部・生地 高齢化・水揚げ減響く[08/01/08]

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1やるっきゃ騎士φ ★
数百年続く黒部市の「生地浜の地引き網漁」が近く、打ち切られることになった。
地引き網漁を続けてきた同市の下浦地曳(じびき)網漁業組合(松野均組合長)が
二月で組合を解散する方針を固めた。作業従事者の減少と高齢化、水揚げ量の
ダウンなどの要因が重なり、運営が困難になったためで、銀嶺の立山連峰を背に
網を引く伝統漁の長い歴史に終止符が打たれる。

生地浜での地引き網漁は、江戸時代に始まったとされる。毎年一月末から四月上旬に
かけて沖合七百メートル、水深一五〇メートルのポイントに船で網を仕掛け、一日に
二回引き上げている。漁業者が、現在もなりわいとして地引き網漁を続けているのは
全国でも珍しく、三千メートル級の山々を背景に海の男たちが網を引き上げるさまは
「富山湾の冬の風物詩」として知られている。

しかし、十年ほど前に十五人いた漁の従事者は年々減り、現在は十人を数えるだけ。
平均年齢も六十代後半となり、一人一人の肩に作業が重くのし掛かるようになった。

慢性的な人員不足に対応するため、組合は二年ぶりに漁を再開した昨シーズン、
網を大幅に軽量化した上、引き上げる回数も一日一回に減らすなど、作業負担の
軽減に努めてきた。

ところが、水揚げ量は従来の三分の一程度に減少し、赤字が膨らんできた。
寄り回り波による海岸浸食の影響で、安全に作業できるスペースの確保も
難しい状況になっていることもあり、漁の打ち切りと組合を解散する意向を固めた。

解散式は二月の予定で、くろべ漁協組合長でもある松野組合長は「伝統にピリオドを
打つのは断腸の思いだが、やむを得ない。くろべ漁協が実施している、夏場の
観光地引き網漁は継続していきたい」と話している。

ソースは
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080108/9305.html
地引き網の光景は
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080108/img/img4782abc8cd772.jpg
依頼を受けてたてました。
2名刺は切らしておりまして:2008/01/08(火) 11:23:04 ID:IBoRIpRp
自給率低下万歳
3名刺は切らしておりまして:2008/01/08(火) 11:30:09 ID:b98d4XZ5
自給率には貢献してない
4名刺は切らしておりまして:2008/01/08(火) 11:37:27 ID:SQNDi0Ug
俺、割と近いところに住んでて何度か見たことがあるけど
これは残念だな。
5名刺は切らしておりまして:2008/01/08(火) 13:13:08 ID:m7QWfYlq
黒部川の廃砂の影響とかあるのかな?
6名刺は切らしておりまして
これは観光資源と技術が消えることになってしまう。
何とか残してくれ。