【機械】三菱重工など3社、米国で高速炉の合弁会社設立[07/12/30]

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1やるっきゃ騎士φ ★:2007/12/30(日) 12:34:34 ID:???
三菱重工業は29日、仏原子力企業のアレバ、日本原燃(青森県)と来年1月に米国で高速炉の
合弁会社を設立する方針を固めた。この3社は、米国の新原子力政策の中核となる核燃料サイクル計画で、
高速炉と核燃料の再処理設備の契約交渉先に選ばれた。このため、新会社を現地に設立することで
米国政府との連携を密にして研究開発体を強化する。同社では高速炉の早期事業化に結びつけ、
保有する高速炉技術をグローバルスタンダード(国際標準)に育成したい考えだ。

3社は現在、合弁会社の資本金や出資比率など最終的な詰めを急いでいる。三菱重工は、アレバと
商用原発事業で提携関係にあり、この提携を高速炉にも拡大する。日本原燃は、青森県六ケ所村で
使用済み核燃料の再処理施設などを運営している。

米国は昨年2月、原子力利用拡大を狙いに核燃料サイクル計画「国際原子力エネルギー・
パートナーシップ計画(GNEP)」を発表し、核燃サイクルに対する従来の消極姿勢を転換。
三菱重工、アレバなどが提案した高速炉や使用済み燃料の再処理設備が技術的に認められ、契約の
交渉先に選定された。

具体的には三菱重工が高速炉、アレバと日本原燃が再処理施設の基本設計などをそれぞれ担当する。
2020年ごろまでに実験段階の高速炉と再処理施設を建設する計画だ。

三菱重工では約40年前から高速増殖炉の研究に着手。日本では実験炉「常陽」と原型炉「もんじゅ」
では、主要部分を受け持った。その後のナトリウム漏れ事故で実験は中断していたが、世界的に
原発などへの再評価が高まるのに伴い、実験再開が決定。同社は平成37年の稼働を目指す
もんじゅの後継炉(実証炉)開発でも中核企業に選ばれた。

日本は平成62年に高速増殖炉の商用運転を目指しているが、巨額な開発費用を早期に回収して
実用化につなげるには、海外にも採用を広げる必要がある。三菱重工が米国計画に参画を果たした
ことで、日本の高速炉技術がグローバルスタンダードに育つ可能性が出てきた。同社では米国に
合弁会社を設立することで事業の円滑化も図る。

ソースは
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/071230/env0712300052000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/071230/env0712300052000-n2.htm
依頼を受けてたてました。
2名刺は切らしておりまして:2007/12/30(日) 12:42:54 ID:twrHoTM+
平成62年かよ
3名刺は切らしておりまして:2007/12/30(日) 12:43:14 ID:wMniuXLh
平成62年てw
4名刺は切らしておりまして:2007/12/30(日) 12:45:43 ID:Cm0BLJyV
陛下はあと43年ももたんぞ
5名刺は切らしておりまして:2007/12/30(日) 12:47:06 ID:Cm0BLJyV
平成26年の間違いでよろしくて?
6名刺は切らしておりまして:2007/12/30(日) 12:51:27 ID:sZPscLCd
「対米黒字という幻想」 朝日新聞コラム「読み・解く経済」 山田厚史(編集委員) 2007・1/28
『黒字亡国 対米黒字が日本経済を殺す』 三國陽夫(文春新書)より。

「植民地時代のインドは英国との貿易で常に黒字だった」。アナリストの三国陽夫氏はこう指摘する。

インドは香辛料などを輸出して宗主国の英国から大幅な黒字を稼いだが、支払いは英国通貨
のポンドで、ロンドンの銀行に預けられた。インド人の汗と涙で稼ぎ出した貿易黒字は帳簿の
上だけだった。英国企業に融資され、宗主国の投資や消費を活発にした。英国人はインドの
産物と資金で一段と豊かな暮らしを実現した、という。

三国さんは近著「黒字亡国」で、いまの日米関係が植民地時代のインドと英国の関係に酷似
していることを丹念に描き、対米黒字が日本にデフレを引き起こしている」と説いている。
楯民地インドと同様に、曰本は稼いだカネを米国に置いてきている。

米経済戦略研究所のクライド・プレスズトウィッツ所長はかって私に言った。
「レクサスはいいクルマだ。トヨタは米国人に売っていると思っているが、我々は日本のクルマ
を日本人のカネで買っている。米国にとってこんなうれしいことはないが、こんなことがいつまで
可能なのか」
こんな日米関係を、米政府内では「日本は米国のクライアントカントリー(保護領)」と呼ぶ人が
いる、という。

国際収支が黒字になっても「勝ち」ではない。資金を自国で使えないなら「貢いでいる」のと
同じである。
経済の血液が米国に流れれば、その分日本は消費や生産に回るマネーを失い、経済は停滞
する。代わりに得ているのが米国の政府が発行する国債だ。ドル建ての米国債は円高に
なれば減価する。しかも勝手に売れない。日本が資金を引き揚げたら、それこそドル暴落が
起こりかねない。

「わたし貢ぐ人、あなた使う人」の曰米関係でプッシュ政権は、減税をしながらイラクに大量の
兵士を送るという芸当が可能になる。
小泉・ブッシュの友好は「対米黒字」が支える同盟関係だ。
http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e/e27411be492c997b9cbc5b1b6443bd72
7さざなみ:2007/12/30(日) 12:52:23 ID:jP5tdWWP
アメリカが大きな顔をできるのは、石油と言うエネルギーを押させているから(と、産経にあった)。
日本の新エネルギーである、増殖炉を取り上げられないか心配。
8名刺は切らしておりまして:2007/12/30(日) 13:00:59 ID:SdIfZJEs
どうぞ、アメリカのだだっ広い砂漠の真ん中に建設してください。
そして、大事故を起こしてください。

そうすりゃ高速増殖炉推進派の目も覚める。
9名刺は切らしておりまして:2007/12/30(日) 13:11:27 ID:6vTuRtqb
但し高速増殖炉となると販売可能な国家がP5位しか無いだろ、あれはそのまま核兵器製造装置だもの、ましてや再処理まで含めると完全な体系が出来てしまう。
10名刺は切らしておりまして:2007/12/30(日) 13:36:54 ID:FQuzvmdz
台湾の企業は脅されてなければいいが・・・
11名刺は切らしておりまして:2007/12/30(日) 21:57:40 ID:8TNTaIBt
>>8
成功したら、恩恵にあずかる。
失敗したら、叩きまくり。
反対派はリスクゼロだな。
12名刺は切らしておりまして:2007/12/31(月) 11:03:11 ID:V7C+pZO2
朝日新聞が無能な例がまた増えたな
朝日が批判するものは日本にとって有益
13名刺は切らしておりまして
朝日がバカな所為でこういう見方をするバカが増える