【経済政策】自治体の破たん基準値決定、財政健全化法で・08年度決算から適用…政府 [07/12/24]

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29しっと
藤建事務所が構造計算書を偽造した積水ハウス発注の
5棟から成る分譲マンション「グランドメゾン横濱紅葉坂」(横浜市西区)に関して、
横浜市は12月14日、1棟の耐震性が不足していたと発表した。

市は同マンションの建築計画が建築基準法に適合しないことを、
発注者の積水ハウスと確認検査機関の東日本住宅評価センターに通知する考えだ。
同マンションの施工は基礎工事段階で停止している。

同マンションの構造設計は、構造計画研究所が元請け設計者の松田平田から受注して、
藤建事務所(所長:遠藤孝一級建築士)に再委託した。
同事務所による160カ所あまりの構造計算書の偽造が10月15日に発覚し、
横浜市は耐震性の検証に着手した。

検証の結果、5棟のうち西端の「A棟」だけ、
保有水平耐力比(Qu/Qun)が1.0を下回り、0.85だったと発表した。
検証には日本建築構造技術者協会(JSCA)が協力した。

発表に当たった市の齋藤泉・建築企画課長は、
「偽造がすべて耐震性不足につながったわけではない」と補足説明した。
構造計算書の偽造は全5棟にわたっていたが、保有水平耐力比が1.0を下回ったのは
A棟のY方向だけだった。

ソース
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const07q4/555556/