◇配分、きょうにも明らかに
08年度政府予算の財務省原案が20日内示され、石川県関連の事業では、
北陸新幹線の整備、能登半島周辺を含めた日本海沿岸の地殻構造調査、
金沢港の大水深岸壁の暫定供用などが進む見通しとなった。
全国で3069億円の事業費が認められた新幹線整備。
北陸新幹線では14年度の開業に向け、長野と白山総合車両基地間の路線と
福井駅の整備が続くことになった。
国負担分は昨年と同じ706億円で、国交省が22日にも北陸新幹線を含めた配分を明らかにする。
地殻調査は、能登半島地震や新潟県中越沖地震など国の調査の空白域となっている
日本海沿岸で、地殻変動によるひずみが集中する地域を今後5年間にわたって調査する。
来年度は約4億円が計上されたが、対象区域となった能登半島の調査時期は未定。
金沢港は、現行で最大10メートルの水深を3万トン級の船の接岸に対応するため、
12メートルまで掘り下げ、来年秋に暫定供用する計画。
最終的には15年度までに水深13メートルにする。国全体で約2280億円が計上された。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071222-00000257-mailo-l17