日本経済新聞社が12日まとめた2007年冬のボーナス最終集計(11月30日現在、
集計企業735社)によると、1人あたりの税込み支給額(加重平均)は前年比0.71%
増の82万9865円になった。過去最高を更新したが、伸び率は前年冬の1.82%に
比べて大幅に鈍化。受取額が多かった団塊世代の大量退職に加え、原燃料高に
よる素材企業などの業績伸び悩みが響き、全体の4割弱の企業が前年比マイナス
となった。(詳細は13日付日本経済新聞、日経産業新聞に掲載)
支給額は5年連続で前年を上回った。企業別では国内外で家庭用ゲーム機が
好調な任天堂が147万円と4年連続でトップ。原燃料高の影響を受ける鉄鋼、
紙・パルプ、食品などで支給額が減る企業が多い。
記事
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20071212AT1D110BA12122007.html