富士経済は10日、Eコマース市場に関する調査「通販・e-コマースビジネスの実態と
今後 2007-2008 -市場編-」の結果を公表した。2007年におけるインターネット通販
の市場規模は、前年比20%増の1兆9,240億円に達する見込みだという。
調査は、2007年10月から11月にかけて、富士経済の専門調査員が、企業への
ヒアリングを実施。あわせて、関連文献や社内データベースを併用して市場規模を
算出した。2007年における通販市場全体の市場規模は4兆9,412億円、2008年には
5兆3,687億円に達すると予想している。
インターネット通販市場は、2005年には1兆円を突破し、通販市場全体に対する
構成比は35%以上を占めた。2007年では、仮想ショッピングモールが好調だった
ほか、商品カテゴリではアパレル市場が躍進したことから、市場規模は前年比20%増の
1兆9,240円が見込まれるとした。
また、大手総合通販各社がインターネット通販にも注力し、テレビ通販でも
Webサイトとの連動で、商品の詳細を閲覧できるシステムを構築していると指摘。
今後も、テレビ通販やカタログ通販から、インターネット通販へのシフトが続き、
2008年には2兆1,860億円の市場規模になると予想している。
このほか、モバイル通販では、3G携帯電話で高速データ通信が可能になったことや、
携帯電話向け通販サイトが増加したことなどから、2006年には市場規模が
2,000億円を突破。2007年の市場規模では前年比33.9%増となる2,715億円、
2008年には3,410億円に達する見込みだとしている。
ソースは
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/12/10/17814.html ニュースリリース
https://www.fuji-keizai.co.jp/market/07097.html 依頼を受けてたてました。