>>32 1980年に導入された「ゆとり」指導要領part1がきっかけだな。
「ゆとり」教育はその後30年近くにわたって指導要領の屋台骨になった。
ゆとりpart2が「新学力観」を謳った平成1(1989)年の改訂。
ゆとりpart3が「生きる力」の現行要領で1998年改訂、
実施は教育公務員の完全週休2日制導入元年(土日祝休)の2002年まで間があった。
このゆとり最終章となったpart3が、円周率3で台形の面積教えないをシンボルとして物議をかもした。
「ゆとり」を特定世代のマーカー扱いして揶揄する向きもあるけど、
義務教育9年間で「ゆとり教育」をまるっきり受けていない最後の学年は
1972年に小学校に入学した人たち。現在42歳の学年だ。
それ以下の年齢の人たちは1973年入学(1966年4月以降生まれ学年)から来年の新一年生まで、
公立に通っている限り全て、少なくとも1年は「ゆとり」指導要領下で義務教育を受けている。