【レンタル】ゲオ、「HD-DVD」陣営の米映画会社にBDソフトの発売を要望へ[07/12/06]

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67なって
2.5GHz帯において、従来よりも高速な無線通信サービス(BWA)の導入に向け、
ウィルコム、オープンワイヤレスネットワーク(OpenWin)、ワイヤレスブロードバンド企画、
アッカ・ワイヤレスの4社が名乗りを上げた。

11月22日に開催された公開カンファレンスでは、OpenWin陣営の孫 正義氏が
ウィルコムに2GHz帯を利用するよう提案したり、KDDI陣営のワイヤレスブロードバンド企画の
事業計画に疑問を呈した。

その後、一部報道を通じて、ウィルコムやOpenWinがあらためて互いの主張を繰り広げている。
「場外乱闘」とも言える状況だが、ソフトバンクモバイル取締役副社長の松本 徹三氏は、
ウィルコムに2GHz帯を提案した背景には理由があると説明し、
「KDDIがWiMAXでは技術的に優位」という評価に反論する。


・「“ウィルコムに2GHz帯”というアイデアは、エゴから発した物ではない」
――22日に公開カンファレンスが終了し、あとはどこに免許が割り当てられるか、
   総務省からの発表を待つだけか……と考えていましたが、その後も報道を通じた議論が
   続いているようです。

まぁ孫(正義氏)が言いたい放題ということで、ウィルコムの喜久川さんもカッとこられているようです。
これに対してきちんと答えたいと思います。

喜久川さんがお怒りになるのはよくわかります。しかし、2.5GHz帯の免許割当については、
もしや密室の中で決定するのではないか、と危惧する中で公開カンファレンスが開催された
という背景があります。

4社のうち、2社に割り当てる予定で、「事業遂行能力」「技術力」「オープンなビジネスモデルかどうか」
という3点で比較審査されますので、“我々は他社よりも上だ”と言わざるを得なかった。
本来は他社にそう言いたくはないですし、申し訳ないが容赦いただきたいと。

しかし、周波数の問題は、そういう比較審査の状況とは関係のない、次元の違う話です。
喜久川さんは「OpenWinが2.5GHz帯を使いたいから、ウィルコムに出て行けと主張する。筋が通らない」
と言っているが、それは全くの見当はずれの解釈で、誤解されている。

確かにビジネス上、我々はウィルコムさんやドコモさん、KDDIさんと競争していますが、
同じ通信業界に属しています。
自分たちだけやりたいというエゴイズムを露わにしていては議論になりません。

我々は「ウィルコムが2GHz帯を利用できるようになれば、ユーザーの見地から、場合によっては
ウィルコムの立場から見て、その方が良い」と考えているのです。

周波数は、国民の希有な資産です。国民というと堅苦しいが、つまりユーザーが持っているものであり、
それを総務省が代理人として運用している。
私が総務省の担当者なら、「人の資産を預かって運用する」ということに大いにプレッシャーを感じますよ。

もちろん、通信業界としても周波数の有効利用に責任を持っていますから、
我々の提案はエゴを出しているわけではない。 (以下略)

ソース(全文はこちらで)
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/interview/37483.html