【流通】中村元彦・サークルKサンクス社長に聞く [12/6]

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モバイルSuica不正利用相次ぐ 被害1000万円超

モバイルSuicaの不正利用が相次ぎ、被害額が確認できているだけでも1000万円以上に上っている。
カード情報を不正入手して登録されたと見られ、JR東日本は被害届を提出、警察が捜査している。
2007年11月09日 12時38分 更新
 携帯電話に入金した電子マネーで電車に乗ったり買い物ができるJR東日本の「モバイルSuica(スイカ)」で、
昨年12月ごろから、不正に入手したカード情報で他人になりすまし、電子マネーが使用される被害が相次いで
いることが9日、分かった。被害額は確認できているものだけで約1000万円に上り、JR東日本は警視庁原宿署
に被害届を提出。同署は電子計算機使用詐欺の疑いで捜査している。

 JR東日本などによると、モバイルスイカは、氏名、生年月日、クレジットカード情報などを携帯電話に入力して
送信すると会員登録される。携帯電話に入金した電子マネーは、登録したクレジットカードで決済される仕組み。

 しかし、この会員登録の際、クレジットカードの暗証番号の入力は必要ない。また、会員情報とカード会社の情報
が一部しか照合されず、不正に入手したカード情報を悪用して会員登録された可能性があるという。不正に使われ
たカードは65枚に上っている。

 モバイルスイカでは電子マネーの入金上限額は2万円だが、使用して残額が減れば、1日何度でも入金することが
できる。クレジットカードでの決済は約1カ月後となり被害者は気が付きにくい。1枚のカードで300万円が使用された
ケースもあるという。

 JR東日本は1日の利用額を2万円に制限するなどの対応策のほか、本人確認の強化に暗証番号入力やカード情報
の照合項目を増やすことも検討している。同社広報部は「すでに再発防止対策に取り組んでいるが、今後ともシステム
強化などさらなる対策に努める」としている。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/09/news028.html