【コラム/インド経済】バイオがITと肩を並べるための課題[07/12/06]
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やるっきゃ騎士φ ★:
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インドのバイオテクノロジー企業がグローバル企業として台頭しようとしている。もともと、
低い製造コストを武器に後発品などの医薬品生産で海外にも進出しているが、最近は
遺伝子工学を含む革新的な技術やワクチン開発技術が注目されるようになっている。
インド政府はバイオ産業の発展のために化学系、情報技術系の人材開発を促進している。
世界の4大監査法人の1つ、アーンスト・アンド・ヤングの調べでも、インドはアジア諸国の
中でバイオ産業が急速に台頭している国の1つと位置づけている。
インドの保健当局によると現在、インドにはバイオに関連した医薬品、技術サービス、
農業など関連企業が325社あり、2万5000人の技術者が働いている。また、2007年3月期の
関連製品の売上高は前年比31%増の20億ドル(約2200億円)を突破、世界シェアでは
2.8%に達している。このうち、輸出が58%を占める。当局では2010年まで年率35%の
成長が続き、売り上げも50億ドル(約5500億円)に達するとの見通しを示している。
インド政府はこうしたバイオ産業を政策的に支援しており、予算措置も取っている。
バイオ産業に対する海外からの投資規制も緩く、遺伝子組み換えや細胞ターゲット療法など
一部を除いて100%出資が可能だ。また、研究開発投資に関して税控除が適用される。
2005年にWTO(世界貿易機関)の定めに沿って、インド政府が医薬品の製造特許制度を
導入したことが影響している。
■2010年までに100万人の雇用を生み出す
また、バイオ産業は他のハイテク産業同様、技術者の雇用創出につながる面も見逃せない。
インドの不動産コンサルタントであるラング ラサールによると、2010年までに100万人以上
の雇用が生み出され、1億平方フィート(930万平方メートル)の不動産需要が発生する見通し
だ。現在、国内には6つのバイオパークがあるが、さらに19カ所で開発が進められている。
これまでインドでは遺伝子組み換え技術を使った17の品目が承認されている。もともと、
インドの医薬品産業は他国と比べて研究開発コストが低いこと、臨床対象となる患者数が
多いことから、新薬開発の意欲は高いが、特にバイオに関しては企業は積極的になっている。
続きます。図表はソースをご覧下さい。ソースは
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20071203/142187/ http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20071203/142187/?P=2
-続きです-
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■海外市場にも既に進出、M&Aも実施
既に、シャンタ・バイオテックス(近く上場予定)のように、B型肝炎ワクチンの開発で
輸入品価格の30分の1までにコスト削減に成功したバイオ企業まで現れている。
今やユニセフ(国連児童基金)が供給するB型肝炎ワクチンの40%は、同社によって世界に
供給されている。
また、バイオコン(インド上場)は製薬大手の米ブリストル・マイヤーズ スクイブと
新薬物質の探査で提携、グラクソスミスクライン・インド(未上場)はIT(情報技術)大手の
タタ・コンサルタンシーと組んで世界規模での臨床開発に乗り出している。
インド企業がITだけでなく、バイオでも国際市場に進出し輸出比率は6割近くになっている。
また、IT産業と同様にラーニングカーブ(経験曲線)が積み上がり、産業効率が向上しつつ
あるが、今後はさらに海外でのM&A(企業の合併・買収)も視野に入れた拡大が予測される。
既に昨年、ワクチンメーカーのウォックハルト(インド上場)がアイルランドの
パインウッド・ラボラトリーを1億5000万ドル(165億円)で買収した例がある。また、
最近は国内財閥のリライアンスグループが英国のジーンメディックスを6800万ドルで
買収して海外進出の足がかりとした。海外企業に対するM&Aは、今後さらに増えていくと
見られる。かつて、インドのIT産業の初期発展過程も同様だった。
もっとも、インド政府はバイオのガイドライン、特に遺伝子操作の食品や加工物に対して
明確な基準や指針を出していないのが気になるところだ。インドのIT業界がグローバル化
した背景に世界に通ずる水準の業界の啓蒙団体がある。インドのバイオ企業の将来を確実に
するためにも、バイオテクノロジーでも、同様の団体が設立され、強力な指導力を発揮する
ことが望まれている。
-以上です-
依頼を受けてたてました。
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