ステルス性能など最先端の戦闘機技術の検証を目的とした、防衛省の
「先進技術実証機」の開発計画が8日、明らかになった。
来年度から計画に着手し、早ければ2011年度中に実証機の初飛行を行う。
計画が順調に進めば、国産戦闘機開発につなげたい考えだ。
実証機は全長14メートル、全幅9メートル。「心神(しんしん)」と名付けられ、
敵のレーダーに映りにくいステルス性とともに、高運動性を備え、国産エンジンを
使用する。機体の形状に沿って配置するレーダー「スマート・スキン」など先進技術も
取り入れる。実証機であるため武器は搭載しない。
心神の開発は来年度から6年間で行う計画だ。来年度予算では157億円を要求、
総額466億円を見込んでいる。エンジンや電子機器などの試作は09年度までに
ほぼ終えて、10年度から実証機製造に着手。早ければ11年度中に初飛行を行う。
機体やエンジンは既に個別開発を進めており、ステルス性に関しては、05年の
フランスでの模型実験で「高い性能を確認済み」(防衛省幹部)という。
実証機開発には、日米で共同開発したF2支援戦闘機の生産があと数年で終了すること
から、国内技術維持の意味合いがある。また、航空自衛隊が次期主力戦闘機(FX)の
有力候補としながら、米国が輸出に応じようとしていない「F22ラプター」をめぐる
交渉を有利に運べるとの期待感もある。
米国が輸出に慎重なのは、「機密保全だけでなく、日本がステルス技術を
独自開発できないとの前提で、将来、高く売ろうという思惑があるため」(政府筋)
との見方からだ。
防衛省内には「17、18年ごろには国産戦闘機が実用化できる」(幹部)との
見通しもあり、F15戦闘機の後継機となる可能性もある。
ただ、日本の国産戦闘機開発には、有力な輸出先を失うことになる米国内で懸念が
出ている。
ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071209i202.htm?from=main2 関連スレは
【軍需】防衛省、ステルス実験戦闘機の開発に6年466億円:名称は「心神」 [07/12/05]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1196878200/l50 依頼を受けてたてました。