【コラム】肥え始めたロシアマネーの向かう先は[07/12/04]

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1やるっきゃ騎士φ ★:2007/12/04(火) 10:37:34 ID:???
[1/2]
(前略)
■純利益は80%、60%成長の見込みだが、低いPER
今回のモスクワ訪問の目的は、ロシア上場企業の取材で、その中にロシアトップの
銀行であるスベルバンク(ロシア貯蓄銀行)と2位のVTB(対外貿易銀行)を取材した。

両行とも成長企業だが、その割には予想PER(株価収益率)が15倍程度で、国際水準からは
考えられない低さだ。ロシアでは1990年代初頭に2100行以上あった銀行が、現在では
1200まで淘汰され、政府の後押しで上場や再編が活発になっている。PERが低いのは、
現時点で銀行業界は過当競争から秩序ある成長に転換している過渡期であることがもたらして
いるのかもしれない。

まず、業界トップのスベルバンク。英語ではセイビングバンクと言い換えられる、要は
貯金銀行だ。日本の郵貯のようなものだと、同行が説明するように、2万の支店が全国
津々浦々に張り巡らされている。創業は1841年にさかのぼるが、企業として成長し始めた
のはここ数年のことだ。
つまり、ロシア人が普通にお金を借りて事業や消費をするのが一般的になったのは最近に
なってのことだと言える。また、銀行側が設備投資をして預金や貸し出しに便利な環境を
作り出したのも日が浅い。

スベルバンクは2006年時点で個人預金が53%、個人貸し出しが33%のシェアを持つ。
2006年12月期の純利益は前年比で39%増えて34.78億ルーブル(約153億円、
1ルーブル4.4円と換算)に拡大したが、ブルームバーグが集計したアナリスト予想の
平均値では2007年の純利益は同86%増、2008年も同69%増が見込まれている。

高成長予想の背景には、会社側がここ数年のうちに単なる国営銀行ではなく、上場を契機に
成長路線へと経営転換、設備投資やM&A(企業の合併・買収)に積極的に乗り出して
いるからだ。同行は月?土曜日に夜7時?時まで営業し、ATMは24時間稼働、
引き出し手数料ゼロでとても使い勝手が良い。今年3月にはSPOと称する上場後初の増資
(許可制)を成功させ80億ドルの資金を手に入れた。

さらに、現在のCEO(最高経営責任者)が退任、元財務大臣が後任に決まったが、これを
契機に来年からは本格的な国際展開を開始するそうだ。その積極的な計画を記すには紙幅が
足りないが、ヒントの1つとして配当政策が挙げられる。基本は10%ととても低いが、
同行では投資家はキャピタルゲインで満足できるはずだと自信を示す。まさに、成長株と
しての意識なのである。

続きます。ソースは
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20071126/141522/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20071126/141522/?P=2&ST=sp_china
2やるっきゃ騎士φ ★:2007/12/04(火) 10:38:07 ID:???
- 続きです-
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一方のVTB銀行、今年5月にモスクワ2市場に上場したばかりで、とても初々しい。
担当者の女性役員2人は、同行の成長性と透明性についてまくし立てた。前身が
対外貿易銀行という名前だけに国際取引に強く、コーポレートファイナンスで他行を
圧倒する。過去3年間の企業向け融資は年率40%増。最近力を入れだした個人向けの
伸びはすさまじく、今年は個人向け融資が160%増、個人預金は140%増の予想。
2010年までそれぞれ年率140%、130%増の計画にある。

■投資家の目は現時点では、国内に向いている
この2社の取材で、ロシア経済の動向、ひいてはロシアマネーの動きを垣間見ることが
できた。1つは、企業の発展、あるいは株式市場を通じた資本改革はこの数年で始まった
ばかりだということ。第2に、それだけ株式市場には荒削りだが魅力がありそうという
こと。第3に、そうした状況は10年前、北京で企業訪問をした時と同じような感触という
ことだ。

10年前の北京も、とても外国人を寄せ付ける雰囲気ではなく、ましてや株式上場に対する
意識が薄い人たちが企業に多くいた。当時の中国企業には、証券アナリストがなぜ
会社訪問に来るのか、そして会社のことを何故、根掘り葉掘り聞くのか、いぶかられた
ことが多かった。日本では30年前がそうだった記憶がある。

今のロシアも似たところがある。会社訪問に際し、入念にアポイントを入れているのに、
入り口の検札でなかなか入れない。パスポートを提出させられ、カメラはロッカーに
入れさせられ、面接者との連絡に時間がかかるし、金属探知機で何度もゲートを行き来
させられた。

ロシアはサウジアラビアを上回る石油生産量と世界トップクラスの天然ガス、石炭保有量を
誇り、このところのエネルギー高で相当に潤っている。そうしたロシアマネーはまず、
高金利のロシアの銀行に行くか、国内の不動産投資に向かっているようだ。この
だだっぴろいモスクワで世界的な高層ビル構想がいくつも浮上している。

実際、世界の株式市場でロシアマネーの話はあまり出てこない。わずかに、インドや
中東市場にロシア投資家の影が見える程度だ。株式よりも消費や不動産に向いている。
このあたりの図式も10年前の中国に似ているようである。

-以上です-
依頼を受けてたてました。
3名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 10:48:42 ID:Kqm2iIpA
スティグリッツ教授が語る郵政民営化や、米系外資による日本の金融機関の三角合併の真の目的。
http://darsana.exblog.jp/m2007-10-01/

>A米国もやがてはアルゼンチンのようになり、ラテンアメリカ化し、米国債の利払いも滞るようにな
>り、債務不履行も避けられないだろう。福井日銀総裁は今年だけですでに(為替介入を通じて)13
>兆円もの金を米国に貸し付けている。借りた米国は借りた金で日本の株を買ったり日本の自動車
>やテレビを買ったりしている。それで日本はそれだけ豊かになったのか、むしろ貧しくなっている。
>円がいくら高くなったところで米国から買うものは食糧や飛行機などの限られたものでしかない。

>B日本の巨額な赤字財政を続けられるのはなぜか。日本の巨額な預貯金と、巨額なドル建て債
>券が、国家の財政赤字の穴埋めに使われているからアルゼンチンのように円は暴落することがな
>く、かえって高くなっている。日本が経常収支で黒字の間は財政も破綻することはない。しかし米
>国が経済破綻してドルが大暴落した場合、日本経済にも破綻がやってくる。中国も対米黒字国だ
>が日本とは違ってユーロへのシフトは確実に進んでいる。対米黒字をユーロでヘッジしておけばド
>ルの暴落も回避できるが、日本の政府・日銀は米国の脅しによってシフトができない。ならばせめ
>て民間だけでもドルからユーロへシフトしておくべきだ。米国はそれを警戒して日本の金融機関を
>米国の資本で買収しようとしている。小泉首相や竹中金融大臣が日本の銀行や生保を米国に売
>り渡そうとするのも、日本の民間資金のユーロシフトを恐れているからだ。最終的には最大の金融
>機関である郵貯も民営化して米国へ売られる。しかしそんなことをしてもその前に米国は破綻する。

【マスコミに代わり】年次改革要望書を読み解くスレ5
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1196401244/
NTTの解体,三角合併,共済潰しetc.
4名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 10:52:34 ID:+zDkw9mm
2
5名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 11:26:49 ID:vGgnyU7s
飴は良い友人かは諸説はあるが

魯が悪い隣人であるのは厳粛た
る現実
6名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 12:47:20 ID:PGCms0pe
樺太還せ!
7名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 12:50:16 ID:L1Lqz7qR
ザンギエフ
8名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 12:54:39 ID:60hL4TPS
ロシアが金持ちになったらまたアメリカと揉めるんじゃね?
9名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 13:20:18 ID:+m2b95Ps
全千島および南樺太を返せ!
4島からは即刻出てけ!

全千島および南樺太を返せ!
4島からは即刻出てけ!

全千島および南樺太を返せ!
4島からは即刻出てけ!
10名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 18:57:27 ID:vGgnyU7s
>>8
その前に巨大化し国境を接する中国と一悶着に10ルーブル
11名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 22:12:17 ID:JMC/kNUb
日本はスルーするに100ルーブル
12名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 23:56:33 ID:3uEESYx0
>>9
滅ぼすぞ、このガキ
ぶつくさ言わんと、プーチン大魔王にひれ伏すのじゃ
13名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 23:58:36 ID:eMccZgZh
ステルススホーイを開発されたら、日本オワタだな
14名刺は切らしておりまして
ゴルバもソルジェもプッチン礼賛じゃあね