【不動産】都心大型用地:高値買い続々、オフィス需給逼迫・路線価格の7―8倍での落札が相次ぐ [07/12/04]

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日本企業の買い増し続けるスティール、撤退観測の打ち消しか
2007年 08月 24日 18:21 JST


 [東京 24日 ロイター] ブルドックソースに対するTOB(株式公開買い付け)に失敗した米系投資ファンドのスティール・パートナーズが、
 TOB期間にブルドック以外の投資企業への買い増しを加速していたことが分かった。ブルドックに実施したTOB前後で比べると、株式を5%超
 保有する企業への買い増し金額だけで325億円。ブルドックとの攻防で敗色が濃くなるにつれ、市場ではスティールの日本撤退観測が急速に浮上、
 放っておけば、投資先企業の株価が下落しかねず、自らの資産を防衛するために買い増した可能性もある。スティールは、ブルドックの株主総会や
 法廷闘争でTOBの失敗の見通しが色濃くなる7―8月にかけての株式取得を進めた。ブルドックへのTOBは5月18日に開始し、TOB価格の
 変更と期間延長を繰り返して8月23日に終了。全株取得を目指すとしていたが、応募は1.89%にとどまり、ブルドック買収は失敗に終わった。
 大量保有報告書によると、このTOBの前にスティールが5%超保有する銘柄はブルドックを含めて30社、投資金額は3373億円だったが、
 TOBの結果を公表した8月24日時点では30社に対する投資金額は3725億円に拡大した。

 http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-27553620070824