石油元売り最大手の新日本石油は29日、ガソリンなど石油製品の12月出荷分の卸価格を
11月に比べ1リットル当たり6円70銭引き上げると発表した。
原油価格の高騰で調達コストが上昇したためで、小売価格への転嫁が進めば、
レギュラーガソリンの全国平均小売価格は1リットル当たり155円を超える水準まで
値上がりする見通し。
灯油の小売価格も大幅に上がる見込みで、冬の暖房需要が増える寒冷地では家計の負担が
一層重くなりそうだ。
新日石は、原油調達コストの上昇分である1リットル当たり5円60銭に、
これまで卸価格に転嫁できていなかったコスト上昇分1円10銭を上乗せし、
計6円70銭値上げすることにした。
◎ソース 共同通信(47NEWS)
http://www.47news.jp/CN/200711/CN2007112901000483.html