全米新聞協会(NAA:Newspaper Association of America)は11月20日,2007年第3四半期における
新聞広告支出に関する調査結果を発表した。
紙媒体の広告支出が101億ドルで前年同期から9%減少したのに対し,新聞サイトへのオンライン広告支出は
7億7300万ドルで,前年同期と比べ21.1%増加したという。
紙媒体と新聞サイトの広告支出合計は,前年同期比7.4%減の109億ドルだった。オンライン広告支出が
全体で占める割合は7.1%で,前年同期の5.4%から伸びている。またオンライン広告への支出は調査を
開始した2004年以降,14四半期連続で2ケタ成長を続けている。
紙媒体への広告を分野別にみると,クラシファイド広告(求人広告)が前年同期比17%減の34億ドルで,
失速が最も顕著だった。小売り広告は前年同期比4.9%減の51億ドル,全国広告が同2.5%減の17億ドルと
なった。
紙媒体に反して,オンライン広告市場は年々拡大傾向にある。このため,米Yahoo!や米Googleといった
オンライン・メディアと
広告配信に関して提携を結ぶ新聞社が増えている。
ソースは
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20071122/287798/ 依頼を受けてたてました。