プレスリリースから。
樹脂加工の信越ポリマー株式会社は、この程、放射線防護工事の
医建エンジニアリング株式会社と共同で、鉛を用いずにバリウム系
無機材料を使用した環境配慮型のX線防護シートを開発しました。
信越ポリマーは今後生産を開始し、医建エンジニアリングは「無鉛シートSp」
という製品名で病院や診療所のレントゲン室の扉や床などの材料として
建築会社や医療機器メーカー向けに11月14日より販売・施工を開始します。
X線防護材には、これまで鉛が使用されてきましたが、環境への配慮から
各分野で鉛フリーの製品開発が進むなか、同材においても代替品の開発が
求められていました。特に安全と安心が求められる医療機関においては、
環境と健康に配慮した施設づくりは欠かせない状況でした。代替品として
タングステンを材料とする高価なものはありましたが、これは高コストで
普及が難しい状況でした。
当社では、独自配合と混練加工技術によって、難しいとされてきた
バリウム系無機材料を樹脂に高充填することに成功し、機能とコストの
バランスがとれた製品を提供できるようになりました。同製品は、シート状で
柔軟性があり加工しやすいという特徴も有しています。
また、EU諸国ではRoHS規制により鉛の使用制限が進んでいることから、
海外への拡販も視野に入れています。
●製品仕様
・形 状:シート状
・寸 法:縦950mm×横950mm×厚み4.5mm
●製品特長
・環境に配慮した無鉛のX線防護材
・柔軟性があり加工しやすいシート状
・鉛板より幾分高値だがタングステン材より大幅に安値
●販売概要
・発 売:平成19年11月14日
・価 格:20,000円/枚
・販売目標:初年度 50百万円、2年目 100百万円
少々省略しました。ソース全文は
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=174864&lindID=4 ■信越ポリマー(株)
http://www.shinpoly.co.jp/ 会社情報・株価
http://company.nikkei.co.jp/index.cfm?nik_code=0012511 ■ 医建エンジニアリング(株)
http://www.iken-eng.co.jp/ 依頼を受けてたてました。