オーストラリアに本社を置き、世界11カ国で統合ネットマーケティング支援事業を展開するBlueFreeway。
11月内に日本法人を設立し、日本展開を本格的に開始する計画だ。
グローバルネットワークと近く正式発表するネットマーケティングに特化したビジネスSNS(会員制コミュニティ)
「blu.」を軸に、ネットメディアからネットマーケティングまで垂直統合した組織を持つGoogleやMicrosoftなどとは
一線を画した対抗勢力になることをを目指す。
BlueFreewayのCEO(最高経営責任者)であるRichard Webb氏に今後の成長戦略や日本展開の狙いについて聞いた。
◆設立1年で11カ国、25社抱える
--BlueFreeway設立の経緯を教えて下さい。
インターネットを中心としたインタラクティブコミュニケーションの進化は、新聞やテレビなど
既存媒体社の業態を変えるだけではなく、今後5年間ですべての業態を変えていきます。
そうなれば、あらゆる業態の広告主もこれに対応していかなければなりません。
しかし、現状の広告主は広告費の10%をオンラインに当てている一方、消費者は40%の時間を
ネット閲覧に費やしている。ここには大きなギャップがあるわけです。
このギャップが生まれている理由を世界のCMO(最高マーケティング責任者)に聞いてみると、
オンラインマーケティングの手法が多数ある中で、それぞれベンダーが分かれていることから
オンライン広告が後手に回っていると答えています。
そこでBlueFreewayはオンラインマーケティングに必要なものをすべて1社で提供できる会社に
なりたいと考えました。
--御社は2006年10月に設立して2006年12月にはオーストラリア証券取引所に上場するという
急ピッチな成長を遂げています。成長要因を教えて下さい。
戦略的な上場を実現するためのパートナーと手を組めたためです。
我々はベンチャーキャピタルなどとは一切お付き合いがなかったのですが、最初に利益を出しており、
平均設立年月が8年の10社と手を組みました。この10社は我々が展開しようとしている統合
マーケティング支援プラットフォームを実現するために必要な個別サービスをそれぞれ提供している
企業たちです。
我々のビジョンに理解を示していただいたそれぞれの企業の株を買う権利を保有したまま上場し、
その上場資金で権利を行使して10社を買収。その後、残りの上場資金を活用してさらにマーケティング
支援サービスを展開している15社を世界中から探してきて買収しました。
[島田昇(編集部)]
※以降を省略します。続きはソースをご覧下さい。
■ソース
CNET Japan(
http://japan.cnet.com/)[2007/11/16 08:00]
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20361177,00.htm