【企業統治】スウェーデン公的年金基金が会見 「日本の経営陣は株式持合について明確な説明をするべき」と述べる[11/15]
451 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 05:03:09 ID:Nu+9Rt71
>>450 トップとして成果出して株主総会で役員報酬上げるように提案すれば
役員の報酬なんて固定ではないんだし、今まで以上に報酬を上げることできるよね。
そもそもプリンシパル-エージェンシー理論にあるように、株主と経営者の利益は
対立しやすいものである以上、株主が経営者の報酬を上げようとは普通思わないでしょ。
ならば経営者の報酬を上げようとするのは経営者自身であり、株主はしっかり
経営者を何らかの形でチェックする必要はあるよね。
現在の日本の経営者の報酬が欧米に比べて低いのは、
>>423の通りだけど
個人の欲望が十分に開放されておらず、資本主義の論理が完全には
通用しないのも一因にあるかなと。
まあ経営者の地位に胡坐をかいて満足している経営者が多いのも事実だわな。
452 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 06:49:14 ID:FcRQkxXG
>>436 434じゃないけど・・・
債権者としては、有限責任である以上、
いざと言う時に回収出来る内部留保や資本が多い方が良い
株主としては、逆に配当性向や株価を上げる為に、
内部留保などを極力少なくし、資金を循環させて利益を上げて貰いたい
銀行さんは難しいだろうね 色々と
なぜ
株主に利益を還元すること = 会社が潰れる
と思っている人がいるんだ?
欧米の投資家だって
会社の存続が危ぶまれるほどの配当なんて求めないぞ
454 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 21:28:16 ID:v30m1D/Y
今後再び持ち合い比率は高くなっていきそうだね。
株式の持ち合いを禁止するべきだよな。
これからの日本には害ばかりで益がない。
456 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 21:43:12 ID:bSL4+Grp
よくいった。
持合いなんて一部の経営者とそのゴマすりの利益でしかないもんな。
自社株を社員に買わせたのは欧米の方が先じゃねぇの?
459 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 22:33:48 ID:v30m1D/Y
>>458 確かにそれは欧米の方が早いよ。
あと分かっていると思うけど、それは持ち合いではないよ。
460 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 22:45:55 ID:FcRQkxXG
>>454 ブルドック判決は完璧な持合推奨判決だったからな そうなるんじゃないかな
>459
どのへんで、どう分けてるのかはわからんが、
持合には違いないように思うのだが。
462 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 22:51:03 ID:c2uSzrTA
>>458 従業員持株は持ち合いじゃないだろ。
誰だって株式を買う権利があるのだから、従業員が買うのだって問題ない。(インサイダー紛いなのはまずいが)
問題は企業同士で持ち合う行為だよ。
経営者は株主から預かっている資本の効率を棄損すべきではない。これは善管注意義務の範囲ね。
それなのに、リスク査定が非常に困難な株式なんぞに投資する時点で言語道断。
さらに、投資対象先の議案にはほいほい賛同している例が多々あり、これでは市場のチェック&バランスが全然働かない。
企業統治が棄損され、資本効率が棄損され、自ずと社会全体の停滞に繋がることになる。
非常に由々しき事態だということだ。
463 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 22:54:27 ID:c2uSzrTA
>>461 :名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 22:46:29 ID:Cqed886e
>どのへんで、どう分けてるのかはわからんが、
>持合には違いないように思うのだが。
そういうのを持ち合いとはいわんよw
企業は従業員の身体をShareすることができるのか?できないだろ?
従業員は誰に会計・監査されるんだ?されないだろ?
従業員持株を持ち合い株と表現する人は初めて見たな。
なかなか珍しい発想だ。
464 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 22:54:37 ID:bU9BoO/R
糞株同士で持合したら恐ろしいことになるというのに。
465 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/18(日) 22:57:15 ID:FcRQkxXG
>>462 従業員に自社株を買わせる(またはSOを与える)のは、
自社の業績を向上させる→株価が上がって儲かる
という、モチベーションに対するインセンティブを与える為
売るなと言ってる訳ではなく、好きなときに売買して良い(会社もそれを推奨している)
持ち合いつーのは、買収対策に、
ウチがオタクの株をX%買うんで、オタクもウチの株をX%買ってよ
あ、勿論売るのはなしね とする経営者(法人)同士の協力関係の事
経営に噛む気も無いし、経営者側に有利な提案には全面的に同意する
まあ、日本特有のお付き合い的な代物だよ そもそも単位が違うから、混同はイクない
>>462 >>463 >>465 ストライク返球thx
結局、関連会社同士で、株の持ち合いしてしまうと、適正価格で取引されないことが、
まずいと言っているわけね。
なんとか理解できた。
>>466 ちょっと違う気が。
株式の持ち合いは関連会社だけに限られないし、持ち合いが好ましくない理由として
ガバナンスが働きにくくなったり、資本効率が棄損するからだよ。
経営者の絶対化が社会全体の利益になるわけがない
ちょっと考えれば当たり前の話、ハゲタカに乗っ取られるとか言う馬鹿がいるが
全上場企業の0.001%程度の乗っ取りでギャーギャー言うなと。
469 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/19(月) 09:52:15 ID:6bp/5mH9
そもそもなんで買収がいけないのかわからない
ダメ経営者が去ってくれるならこんな良いことはないだろうに。
470 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/19(月) 11:57:32 ID:A/uqQFLQ
ハゲタカってボロ株の再生ファンドだから、絶対的な悪じゃないよ。
ハゲタカにも珠玉あるけど。
471 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/19(月) 13:09:02 ID:1pvmPqFa
株式持ち合いした銘柄は、上がり難くなるからな
経営者は、安定して努力しなくなる
472 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/19(月) 14:56:37 ID:6bp/5mH9
株式会社における議決権って、民主主義国家における投票権と同じなんだよな。
それを無力化させるようなことをする経営者って、独裁者や専制君主と同じことだよ。
19世紀以前のヨーロッパだと、各国の君主同士がつるんで
「うちで革命が起きたら、おまえのとこの軍隊でけちらしてくれよ」
みたいなのがあからさまにあったけど、今の日本の経営陣がやってるのはコレと同じ。
自分達がどれだけ背徳的なことをしているかわかっているんだろうかね。
>470
オレが思うに、なんでハゲタカは、潰れそうなイカリソースを狙わずに、
潰れそうにも無いブルドッグソースを狙ったんだ?
474 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/20(火) 00:38:14 ID:3u7zOO2x
現金持っているし、売却しても事業を買いたい企業はあるだろうからね
>474
じゃぁ、外資に渡ると巨大化していた可能性はあるな。
476 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/20(火) 01:14:58 ID:/ipx0Vv+
>>473 潰れそうなほど財務の悪化しているところより、財務が安定していて尚且つ安い企業を買うほうがお得だからでしょ。
477 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/21(水) 06:21:47 ID:D/LN7q5g
なかなか企業も簡単には変われないね。
478 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/21(水) 06:33:59 ID:pOjCScaR
日本は島国でかつアジア人だから
なんて説明じゃ互いの侵略によって成長した欧米人は納得できないか
欧米産の資本の流動化、効率化なんてのも日本に入ってきたら
日本文化に添った日本流になってしまうもんだが、日本人が変わるべきか
欧米人が受け入れるべきか微妙な所だ
479 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/21(水) 10:44:23 ID:b3a8KXV0
>>478 ROEなんか普通に使われているじゃん。
480 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/21(水) 12:56:42 ID:joOq7xIs
株式の持ち合いは、結局国民にとっても不利益だと思うんだけどな。
資本市場からの圧力は少なくなるから経営に危機感が失われるし、投資家の資本を
有効に利用できていないということは、企業が十分に価値を創造してないことだろうしね。
日本では国民が投資家や消費者の視点よりも、従業者としての視点で
物事を考えることが多いからかな?
まあ確かにこういうことはあまり学校教育ではやらないから、当然とも言えるけど。
481 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/21(水) 13:29:48 ID:fI3yvWZD
ぶっちゃけた話、民間企業部門が資本を無駄遣いしているからマネーサプライが伸びないんだよ。
もしもどこの会社もレバレッジ5倍くらいかけて経営してみ?
あっという間にデフレは解消されるから。
482 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/23(金) 15:55:21 ID:r0ZZVFUz
>>481 正論
企業が羹に懲りて膾を吹くような行動をとりすぎているのが問題。
もっと資産を圧縮して経営する癖をつけないと社会全体が停滞する。
>>482 そうかも知れんが、企業コンサルタントみたいに、手取り足取りやらんと、
無理かもしれんよ。株主の方が経営者に向いてる事があったりしてなw
自ら会社をやった方が儲かるかもなw
株主利益、正論なのはわかる。
でもいくつか思うことがあるんだが
・消費者、労働者にとっても得だという株主の権利が重視される英米、しかしその国民は日本よりそんなに恵まれているのか?
・ROEを継続的に上げ続けられる企業はそんなに多くないという話を聞いたことがある。
だらけて利益が上がらんのはいけないけど
人間の欲望や創造性というものが発達する余地が実はもうあまりないんじゃないか。
(とりわけ一つめの疑問で否定的な答えが出ていれば)
・金融の発達した地域はそこまで経済的に輝くような産業の発達があるのか。
ないからマネーが過剰流動性を持つんじゃないか?
そうだとすれば不活発でのんべんだらりとジリ貧やってた方が良いんじゃなかろうか。
(まだ分からないが)サブプラショックのような金融危機で前につんのめるような倒れ方するより
多様性を残したジリ貧のが扱いやすいのでは?
485 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/24(土) 21:30:46 ID:mUUKM5vF
>>484 >・消費者、労働者にとっても得だという株主の権利が重視される英米、しかしその国民は日本よりそんなに恵まれているのか?
欧州でも資本市場が重視されだしたのはここ5から8年くらいだね。
で、その期間の国民所得の動向が、日本と比べてどうだったのかを見ればいい。
結論:日本の国民所得が1割弱しか伸びていないのに、欧州・米国では7割8割増えている。
よって、その恩恵は消費者や労働者にとっても好ましいことと言えるだろうし、逆に言うと日本の停滞はなんなんだ・・・ということになる。
>・ROEを継続的に上げ続けられる企業はそんなに多くないという話を聞いたことがある。
ROEを継続的に上げ続けるのはどんな企業でも不可能だと思うし、そんなことをすることもないと思う。
ROEの算出式からして、ROEがある一定水準以上には伸びないだろうことは想像に難しくないのだから。
重要なのは、日本ではごくごくあたりまえに出せるはずのROEを出せてないってこと。
>・金融の発達した地域はそこまで経済的に輝くような産業の発達があるのか。
寧ろ金融の発達は、産業の発達と共にある。産業とともにない金融は継続性がない。
アメリカの金融もそう。航空機リース、住宅ローン、農機具リース、各種保険、すべて裏づけがあるからこそ発展してきた。
>ないからマネーが過剰流動性を持つんじゃないか?
こういう論の展開はいかにもステロタイプだね。
実際には流動的にするのも緊縮的にするのも、全ては金融調整次第だよ。
>そうだとすれば不活発でのんべんだらりとジリ貧やってた方が良いんじゃなかろうか。
周りの国が豊かになっていくのを指をくわえて眺めているんだね。
マグロが食べたいのにーとか騒がないようにねw
>・金融の発達した地域はそこまで経済的に輝くような産業の発達があるのか。
> ないからマネーが過剰流動性を持つんじゃないか?
> そうだとすれば不活発でのんべんだらりとジリ貧やってた方が良いんじゃなかろうか。
> (まだ分からないが)サブプラショックのような金融危機で前につんのめるような倒れ方するより
> 多様性を残したジリ貧のが扱いやすいのでは?
当事者でもないのに今一番前につんのめってるのは何処の国でしたっけ
488 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/25(日) 10:17:54 ID:ZjNLLjDD
日本人って知識自慢ばかりで儲けられないだよなw
所詮は評論家で自分では何もしない。
解説は一流だが行動派は三流。
489 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/25(日) 14:02:40 ID:xxKoWsMG
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l 「水戸黄門」で悪人達が黄門様に平伏すのは
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) 彼の人徳や説法に心打たれたからではなく
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| その背後の権力にビビッたからに過ぎん!
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | 所詮、日本の正義とはそういうモノだ!
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
>>488 まさにその通りだなw
さらにいうなら評論家っていうのは実現は不可能だと思ってるけど、あえて理想を言うことでメシが食える仕事。
ここにいる株ニートは企業は「理想を実現しろ」と本気で思ってるから真性の
492 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/28(水) 00:12:00 ID:73a/a4jx
>>486 そのとおりだな。
サブプラがなくても日本はつんのめってた。これは間違いない。
銀行決算がすげぇ減益になったけど、あれはサブプラのせいじゃない。
493 :
名刺は切らしておりまして:2007/11/30(金) 20:19:16 ID:SBPP0xu/
494 :
名刺は切らしておりまして:2007/12/04(火) 00:35:35 ID:7KmSxvTh
経営者がクズだから日本の労働者も苦しむんだよな
短期ホルダーは株価上昇を望むが、
長期ホルダー(創業家など)は会社の存続、配当の継続と、できれば株価低迷とを望む。
株価が安いほど安く相続・譲渡できるから。
短期的に株価が上がっても、長期保有中の株主にとっては1円の特にもならず、
むしろその間に相続・譲渡が発生する場合の税額があがるだけで、メリットは何もない。
よって、短期での転売益が目当ての外国人投資家とは、利害が対立する。
別に、日本の株主が不合理な行動をとっているわけではないし、日本の経営陣は
株主の多数が望むとおりに経営を行っているだけだと思う。
>>495 株価と、会社の存続の関係が分かってない奴ばっかだと思ったら、
そうでもないのね。
別に株価が安くたって、経営は成り立つもんなぁ、実際は。
長期投資には株価が安くて配当が多いほうが美味しいもんね
そーゆーワケなんで、配当も出さずに金だけ溜め込んでる
馬鹿経営者はドンドン死んじゃって下さい
498 :
名刺は切らしておりまして:2007/12/06(木) 21:53:16 ID:eDI3XP7e
>>495 実際には資本効率が低ければ長期投資家ほど悪影響を受けるよ?
これが理解できないなら算数の教科書から勉強しなおしてね。
500 :
すてを:
米農家の大半が田舎なんだからマンションなんて出来るわけ無いだろw